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教員インタビュー

国際理解学科 阿野幸一先生のご紹介

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Q: 阿野先生のご趣味は何ですか?

 

阿野先生:テニスが大好きです。高校時代も大学時代も「テニス命」という感じで取り組んでいました。高校の教員になったのもテニス部の顧問になりたいというのが理由でした。教員になってからも埼玉県の選手権大会などに出ていて、ずっと命がけでテニスをやってきました(笑)。けれど、ここ10年ぐらいは全然時間が無くなって、趣味は「英語を教えること」と言い換えています。でも本当はテニスがしたいですね。

 

Q: テニスを始めたのはいつからですか?

 

阿野先生:テニスコートには幼稚園ぐらいの時に親に連れていってもらっていて。親がテニスばかりしていたので。中学は軟式、高校は硬式をやっていて、そこから1年間に364日ぐらいプレーしていましたね。また時間ができたらテニスをしたいと思っています。

 

Q: 先生の専門分野について教えてください。

 

阿野先生:英語教育です。英語を教室内でどのように教えるか、動機づけられるような指導ができるか、といったことです。大学では英語科の教職課程を教えています。

現職の英語の先生方に対する研修等で日本中を飛び回っています。教員養成はすごく大切です。また教員と生徒の間にある英語の教材作りにも力を注いでいます。去年まで8年間力を注いでいたのはNHKのラジオ講座です。直接英語を教える機会を頂いて多くの時間を使っていました。

これまでも高校と中学校の教科書を書いてきましたが、今は中学校の教科書と小学校の教科書に携わっています。子どもたちが「英語っておもしろい!」と思ってもらえるような教科書を作りたいです。

そして、そのような教科書を使って教えられる先生を沢山育てていきたいと思っています。これが日本の英語教育を変えていけるのではないかと思っています。

 

Q: 国際学部の教職課程だからこそ学べることを教えてください。

 

阿野先生:国際学部は、様々な学問分野を学べる学部です。皆さん、これまで「この先生良いな」と思った先生は専門分野だけではなくいろいろな世界を知っていて、様々な経験をしている先生が魅力的ではなかったですか? 

沢山のことを頑張っている先生って素敵ですよね。国際学部では、専門分野にプラスαの知識を持ち、世界につながっているような視野が広い教員を育てられると思っています。魅力的な先生になりたいと思っている高校生には、ぜひ国際学部に集まってもらいたいですね。

 

Q: なぜ私たちは英語を学ぶのか、教えてください。

 

阿野先生:人それぞれ目的は違って良いと思います。英語を好きだから英語を勉強する人もいれば、何かで活躍するために英語を勉強する人もいます。そこまで考えられなくても、普段日本語という窓から外を見ている人が、さらに英語の窓ができたらいつもと違う景色が見えてくると世界が広がるでしょう。

それに日本語で友達を作っていると日本人の友達が増えますが、英語ができると海外にも新しい友達ができるかもれないですよね。それによっていろいろな考え方に触れられる機会が増えます。

あまり難しく考えなくても、ちょっと違うところに窓を作って世界を広げてみよう、というくらいでも良いと思います。その窓が大きくなってくれば、もっといろんなことに挑戦できたりすると思います。英語を楽しみながら、「教科」というより自分の将来を広げる「ツール」として頑張ってもらいたいです。

 

インタビュアー:国際学部国際理解学科3年 樋口智之・池杉里穂

国際観光学科 小島克巳先生のご紹介

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小島先生は交通政策を主な研究対象とされています。その中でも航空業、航空関係に力を入れています。航空会社に勤められていた経歴をお持ちで、それを生かした航空業界の現状や仕組みを学ぶことができるエアラインビジネス、エアラインサービスなどの授業を展開されています。

 

 

Q:「最近の気になる交通機関は何ですか?」

 

小島先生:やはりLCCですかね。LCCがこれから日本の中でどのくらい伸びていくのか。それが日本の観光にとってどういう影響があるのか。あるいは地域振興にどのような影響があるのか。日本では全日空、日本航空が強くLCCの利用者が1割程度。それに対して海外ではLCCの利用者の割合が3、4割。今後、日本のLCCがどのように伸びていくか。LCCが飛ぶことで安く色々なところに行けるようになり、その結果どのように地域振興に影響があるのか関心があります。」

 

 

Q:「文教大学 湘南キャンパスの魅力を教えてください。」 

 

小島先生:「やはり学生と先生との距離が近いことですね。気軽に学生が先生の研究室に来たりすることはなかなか他の大学ではないかも知れないですね。あと国際学部の授業は比較的、少人数の授業が多いですよね。なので教員は学生の顔と名前が一致しやすく面倒見が良いじゃないですかね。」

 

 

Q:「小島先生にとってゼミとはどういう存在ですか」

 

小島先生:「個々の学生を自分の子供みたいに成長していくのを実感できるところですね。2年間でやはりだいぶ顔つきも変わりますよね。人間的にも大きく成長してもらえればといいと思います。ゼミは生徒と先生の距離が一番近く、卒業してからも付き合いがあるので、ゼミは学生にとって一生ものだと僕は思います。」

 

 

Q:「最後に大学受験する学生に向けて一言お願いします。」

 

小島先生:「2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されるのでこれから日本の観光産業も盛り上がっていくと思います。文教大学、国際学部、国際観光学科で観光について勉強して未来に羽ばたいていってほしいと思います。」

 

 

記者 国際学部国際観光学科3年 菊地達登  内田優太

国際理解学科 塩沢泰子先生のご紹介

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学生に対して授業中でも、授業外でもとてもフレンドリーな塩沢先生。学生からはその親しみやすさから、「塩ママ」の愛称で呼ばれています。今回、その塩沢先生にインタビューしてきました!

 

Q:それでは早速いろいろお聞きしていますが、塩沢先生のご趣味はなんですか?

 

塩沢先生:サイクリングも好きで、平気で家の周り10㎞くらい走ります。この5.6年くらい熱中しているのがダンスです。Hip-hopも踊ります。例えばレディー・ガガとかジャスティンとか踊りますね。

 

Q:どのくらいダンスジムに通っているのですか?

 

塩沢先生:大体週に2回くらいです。かな。教え方の上手な人はステップ・バイ・ステップで教えてくれます。これは教育にも通ずる所だと思います。

 

―――普段からとてもエネルギッシュな塩澤先生。ダンスがご趣味とは初めて知りました。

 

 

Q:塩澤先生の専門とする分野をお聞きしたいです。

 

塩沢先生:広く言うと、英語教育、英語学習、あるいは第2言語獲得というのが私の専門分野です。特に最近では「ドラマ的手法を用いた英語学習」というのを授業に取り入れています。

 

Q:オーラル・コミュニケーション論ですね。僕たち学生の中でも印象の強い授業です。役者になった気分でした。


塩沢先生:演劇って上手な役者さんがやるものというイメージが強いかもしれません。10年前フィリピンのドラマ教育に興味を持って現地のワークショップに参加しました。現地の人との交流や取材をおこない、その経験をドラマにして発表しました。ドラマを演ずることで自分を発見したり、問題を見つけられたり、考えを共有することができます。このようなドラマの可能性に惹かれて授業に取り入れています。

 

Q:塩沢先生は中学、高校でも英語を教えていらっしゃいましたが、大学で教える英語と中学・高校で教える英語は違いますか?

 

塩沢先生:基本変わらないと思います。私が中学、高校で教えていた頃は「どう生徒に英語を教え込むか」を考えていたのですが、ある頃から「英語はツールだ。だから私も生徒と一緒に学ぶんだ」という考え方になりました。世界共通語としての英語を「使えるようになること。」この点でいえば中学も高校も大学も変わらないですね。

 

Q:塩沢先生は本当に生徒目線で授業を行ってくれますよね!

 

塩沢先生:ありがとう(笑) この「一緒に英語を学ぶ」という考え方になってからは英語を教えることがとても楽しくなりました。

 

Q:では最後に、高校生へのメッセージをお願いします!

 

塩沢先生:「国際理解」というと、少し受け身に聞こえるかもしれません。国際情勢を知ることはとても大切なことで、それを知るためには他国の歴史や宗教、文化などを学ばなくてはなりません。国際学部は言語のみではなくて、そのようなことを学びたい学生さんにとってとても魅力的な学部ですよ!