Short-Term Study Abroad and
Study Tour Programs

短期留学・海外研修

タイ・プリンスオブソンクラ大学

現地でのコミュニケーションから、言語を学ぶ上で重要なことを学んだ。それは、コミュニケーション内の表情やジェスチャーが占める割合がとても高いということである。タイの現地の人たちは、英語の文法が完璧でなくても、語彙に問題があっても、コミュニケーションをとることが出来ていた。最低限の語彙と表情、ジェスチャーのみで、会話を成立させていたのである。実際にそのような地に身を置くことで、間違いを気にしなくなった。とにかく、自分の考えを伝えるという力が付いたと強く感じている。

 もう一つの学びは、タイの歴史と文化についてである。タイは植民地化されずに独立を維持した数少ない国として知られている。その背景もあり、タイ独自の文化が根強く残っているという印象を受けた。特に、日本とは違いいまだに王室が政治に介入していること。年代によって、それをよく思っているか、いないかが完全に分かれているという話をバディから聞いたときはとても驚いた。日本と近いアジア圏の国を訪れることで、カルチャーショックなどの違いだけでなく、似ている部分も多く感じることが出来た。国際学部で学ぶ者として、世界の相違点、共通点を自らの体験から感じ取れたことは、とてもよい経験になり、これからの学習に大きく活きてくると思う。