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最近の行事

  • 教育振興事業 第57期卒業生・八幡祐成さん「夢の目指し方」2021年8月27日

    8月26日5,6年生に、本校の卒業生で現在東京大学3年生の八幡祐成さんが小学校時代からの思い出を踏まえて、現在夢に向かって進めている「航空宇宙工学」について話してくださいました。 八幡さんはまず、小学4年生の時に運命を変える出会いがありました。『小惑星探査機はやぶさ』の帰還です。そのことに出会って、宇宙開発に夢中になり、その仕事に就くことが夢となりました。と、お話してくださいました。実際にその夢を叶えるために、その後、開成中学高等学校へ進学し、現在東京大学で航空宇宙工学について学ばれています。そして、開成学園時代には、天文気象部に所属され夢中になり、課外活動もあり勉強がおろそかになり、成績が上がらずモチベーションが上がらなかったこともあったことも、お話してくださり、しかしそんなときも、自分の将来のイメージを鮮明にすることでやる気を回復した経験談も話してくださいました。そして、現在も夢のゴールではなく、まだまだこれからで、私自身が、夢を叶えるために、頑張っていかなければならない。と、締めくくられました。

    5,6年生には、あくまでもご自身の解釈としながらも、『「憧れ」は外から見た姿に対して抱くもので、非日常的なもの。「目標」は自分の視点で何をしたいか考えたもので、実現できると思っているもの。』で、中学校も『「どこに行きたいか」ではなく「そこで何をしたいか」が大事』だと考え、『目標も、何も知らなければ目標は立てられないものだから、自分で調べたり、人に聞いたりして少しずつ道筋が見えてくるので、情報を得られる機会を逃さないようにして、自分なりの目標立てて頑張ってください。』とエールを送ってくださいました。

     最後の質問では児童から出た小学校のとき一日どれくらい勉強していましたか」という質問には、小学校時代は、めちゃくちゃ勉強をしていたけど、運動も遊びも食事も睡眠も大事で、勉強だけ夜中までやればいいってものではないので、どれも満遍なくやって、夜は規則正しく寝た方がいい。という答えをしてくれました。ふと10年前、確かによく学び、よく遊び、よく笑っていて、そして友達にも優しく勉強を教えていたことを思い出しました。5,6年生にも、この機会を大切にして、自分自身の『夢を目指す』ために、生活も見直して、これからの学校生活に役立ててもらいたいと思います。

    八幡祐成さんありがとうございました。

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