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朝のおはなし

  • 木守2017年11月 9日

     11月はじめの全校朝礼、今日のテーマは「木守」。島野先生が「木守」というテーマを子どもたちに提示すると、「木守?」と首をかしげる子どもたちがたくさんいました。

    「さあ、木守ってなんでしょう?」島野先生は写真を提示しながらお話を始めました。

     島野先生は、木に1つだけ実が残っている柿の木の写真を提示して「ひとつだけ実がついているこのような木を見たことある?」と子どもたちに質問すると、子どもたちもその木は見たことがあるようで答えていました。その実は、来年もよく実るようにという祈りをこめてわざと木に1つだけ残しておくものだということを説明くださいました。「それとですね。何もかも私たち人間が食べてしまうのではなく、これから食べ物の少なくなる冬に、野山の鳥たちに残しておいてやろうという心遣いでもあります。」とも。

     実りの秋。自然の恵みに感謝しながら、秋の味覚を楽しんでほしいです。

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