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-Faculty Members教員紹介

情報システム学科

青木 和麻呂准教授

数学そのものだけは、すぐに実用的に何か役立つことはなかなかないかもしれません。実は、実用用途が見出されつつある深層学習や、インターネットなど不特定多数が利用する世界で安全性の下支えとなる暗号技術など、多くの場面で数学が有効に利用されています。一度取得すれば何十年経っても陳腐化しない数学を学び、実社会での問題解決にどの数学が使えるのか一緒に考えませんか。

阿部 秀尚教授

現在の情報化社会では、さまざまな情報システムに逐次的に大量なデータが収集されるようになってきました。情報システムがより利用者の意図に添って仕事を支援するため、蓄積されたテキストや数値など多様な値を含むデータの中から役に立つ規則性を見出し、活用する方法をテーマとして研究を行っています。

池辺 正典教授

インターネット上の膨大なテキスト等の情報を収集・解析することで、サイバーセキュリティ、学校教育や行政評価等に活用可能な情報の抽出を行います。
抽出した情報は、各組織において有効に活用するために対象となる組織の特性に応じた可視化等の情報表現を行い、各種業務の支援に活用する枠組みを提供します。

梶並 知記准教授

ゲーム好きな学生さんの中には、「ゲームのプレイって、一般人には凄いところがあまり伝わらないなぁ」といった悩み(?)があるのではないでしょうか。私は、情報学研究者の立場から、その悩みを解決してデジタルゲーム競技(e-Sports)の文化的価値向上を目指しています。競技志向の強い学生さんやプログラミングの得意な学生さんと一緒に研究するのが楽しいです。

川合 康央教授

情報をデザインするということは、環境にある様々な情報を計測し、これを整理・分析し、わかりやすい形に加工し伝達する行為です。ゲームやWeb等の情報空間から、CGやCADを用いた都市空間に至るまで、様々なデジタル空間を対象として、人が使いやすいインタフェースについてのデザインを研究していきます。

佐久間 拓也教授

インターネットには、いろいろな目的を持ったサーバやネットワーク機器が接続されています。 主に、それらのサーバやネットワーク機器の構築手法や管理方法、ネットワークシステムの仕組みについて研究しています。さらに、セキュリティに関すること、ネットワーク管理者になるための教育についても研究しています。

櫻井 淳准教授

近年、ドローンやスマートウォッチなどIoT(Internet of Things)の普及によってヒトとモノがインターネットでつながり、膨大な知識や情報が溢れる世の中となっています。また、こうしたビッグデータを人工知能(AI)やコンピュータビジョンといった技術で解析することで新たな価値を社会にもたらします。私は、これら先端技術を活用し、社会が直面する課題に対して様々な観点から解決するシステムを研究しています。

佐野 昌己教授

コンピュータ・グラフィックスおよびアニメーションを専門としています。
コンテンツは人に観てもらうことで活きるものです。そこで、魅力あるコンテンツとは何か、そして、それを作るにはどのようにすれば良いかということを、グローバルな視点に基づく発想と最新テクノロジーの効果的な活用の両面から追及しています。

釈氏 孝浩教授

受験勉強は思考力の鍛錬となる人もいれば記憶力の限界への挑戦となる人もいるでしょう。知識を蓄積することは必要ですが、それは獲得されたものでなければ無力です。コンピュータと付き合うと分かります。記憶しただけの知識で相手にすると牙をむいてきますが、ちゃんと獲得した知識をもって向かうと楽しく遊んでくれます。最近のコンピュータは、情報化対応した利用者かどうかを見抜くのであなどれません。

松本 浩之教授

学校の授業の中で,子どもたちが「真の学び」を経験するためには何をどうすべきなのかというテーマを追究しています。教職課程の科目を担当していますので,現在の厳しい教育現場でも通用する専門的力量と豊かな人間性を併せ持った人材が送り出せるように学生とともに研鑽を続けています。

武藤 剛教授

PC、スマートフォン、タブレット。。。今、世の中は便利な情報技術であふれています。しかし、そういった技術をうまく使いこなせなければ、その人にとっては無用の長物となります。本当の意味での便利な道具(Human Interface)とは何か。私は、そんな問題をこれからの情報社会を生きる皆さんと考えていきたいと思っています。

情報社会学科

石井 健一教授

人々のライフスタイルや消費文化の観点から消費者行動を分析することに興味を持っています。また、インターネットや携帯電話の利用行動の調査にも長年にわたって取り組んできました。もう一つ最近の研究テーマは、海外での日本のポピュラー文化の受容と対日意識への影響です。中国、台湾、韓国などを主な対象にして国際比較研究を行っています。

石野 正彦教授

専門分野は、IoT活用のビジネスモデル提案やシステムエンジニアリングです。インターネットとモバイル、ウェアラブル端末で、将来の生活をもっと楽しく快適にするナビゲーションシステムやヘルスケアシステムを提案します。
さらにIoTシステムの応用や経営システムの効率化に取り組みます。また、スマートフォンアプリや仮想現実(VR)の活用および、クラウドシステムの活用やライフログの分析によって、快適で安全・安心な情報社会の実現を目指します。

大橋 洸太郎講師

情報化社会がますます発展するに従って、大量のデータが収集できる時代となってきました。そのようなデータを要約し、エビデンスとしてテーブルの中心に置いて、対話する。それを目標として、世の中にある様々なデータの適切な見方、処理の仕方を皆さんにお伝えできればと思います。

佐久間 勲教授

専門は社会心理学です。社会心理学のうち、私たちが日頃抱いている先入観や思いこみがどのように作り上げられるのか、さらにそうした先入観や思いこみが私たちの判断や行動にどのように影響を及ぼすのかを検討しています。特に、集団に対する先入観である偏見やステレオタイプの形成過程や、それらが判断や行動に及ぼす影響について興味を持って研究をしています。これらの研究を通して、一見理解不能である私たちの判断や行動のメカニズムを明らかにしたいと考えています。

佐藤孝司

佐藤 孝司講師

私は、IT企業のソフトウェア技術者として開発、保守、品質保証、プロセス改善について30年余の実務経験を積み重ねてきました。専門領域はソフトウェア開発プロセスと品質保証です。現代は、不確定時代(VUCA:Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguity)とも呼ばれ、ITシステムやソフトウェアの開発はより複雑で大規模化の傾向にあり、QCD(Quality、Cost、Delivery)の実現は容易ではありません。一方で、スマートフォンなどのモバイルデバイス、クラウドとビッグデータ、AI、IoTなどのIT技術は生活に欠かせないほど浸透しています。これらの状況は開発現場にとって深刻かつ重要な課題であると思います。視野を広く持ち、開発現場の目線でこれらの課題に取り組みたいと考えます。

関 哲朗教授

情報システムやソフトウエアの開発を成功に導くための「マネジメント」が専門です。 巨大化、複雑化する企業や公共の場の情報システムや、高機能化する携帯電話や車・家電製品に組み込まれるソフトウエアの事故が多発しています。安心して使える情報システムやソフトウエアを如何に上手く作るかということが研究のテーマです。

西尾 好司准教授

私は企業において長年、 技術を企業経営に活かす技術経営(Management of Technology) やイノベーションのマネジメント、これらの活動を支援する国のイノベーション政策の研究をしてきました。現在は、サービス・製品開発、社会課題の解決などにおいて、企業、大学、行政、市民など、異なる行動様式や文化を持つ組織や個人が、いかにして各々の知識の統合や新しい知識の創出を行い、イノベーションを実現していくか、その過程で、どのようにコラボレーションを進めていくかに関心を持って研究を進めています。

西川 和講師

西洋の古い書物に興味があり、15世紀の小型本を対象にデジタルアーカイブなどを利用して画像ファイルを用いた研究を行っています。また、情報組織化などの図書館情報学も研究対象です。元システムエンジニアとしてのシステム開発に携わっていたこともあり、デジタルアーカイブそのものにも関心を持っています。

松本 修一准教授

我が国では、交通渋滞や環境汚染など知らない間に莫大な損失をこうむっています。このような交通問題に対し、ITSや情報通信技術を用い、ヒトやモノの移動を快適にする方法を検討しています。最近では、電気自動車の運用やエコドライブの高度化など環境面に重点を置いた交通システムの設計を目指しています。

吉田 知加准教授

専門分野は、情報システムの開発プロセスと開発管理です。IT企業での技術者、営業、管理者としての実務経験から、企業利益を生みだせるシステムに焦点をあて研究をしています。時代に求められる高精度の製品やサービスをどのようなプロセスであれば迅速に提供できるかをシステム開発の視点で究明したいと取り組んでいます。

メディア表現学科

井上 裕之准教授

放送局で記者やニュースデスクを20年、放送文化研究所で言語研究を10年余経験してきました。ジャーナリズムや、メディアのことば・映像の研究が専門です。映像とことば(音声言語、文字言語)で組み立てられたメディアの表現を、取材・制作者側と学術の双方の視点から明らかにしていこうと考えています。

岡野 雅雄教授

記号論や言語学を基礎にしたアプローチにより、コミュニケーション効果の改善を目指した研究を行っています。たとえば、最近では、メッセージに対して受け手がどのような「評価・印象」を持つのかについて、さまざまな角度から分析しています。その他、社会における言語使用や、語彙の研究も行っています。

奥村 真司准教授

これまでにシンガポール、アメリカ、オーストラリアで生活したことがあります。それぞれの場所で、さまざまな言語的、文化的背景を持つ人々と交流してきました。この経験によって、多様な価値観を共有することの楽しさを知りました。現在は、ICTを活用して、日本の英語学習者と海外の日本語学習者がオンラインで交流し異文化理解を深めるテレコラボレーションの実践研究を行っています。

勝久晴夫

勝久 晴夫准教授

知的財産法を中心に法律学を研究しています。知的財産法分野は特に情報分野との関連が強く、今後もその関連性はより深化していくと思われます。デジタルコンテンツの保護と規制の両面で、法がどのような役割を果たしていくべきかについて強い関心を持っており、現在は、情報デザインの流通と利活用についての研究に取り組んでいます。

清水 一彦教授

出版社で30年近く編集者や編集長をしてきました。編集とは、情報を収集し価値のある形に構成し社会にプレゼンテーションしていくことです。編集力は出版業界だけでなく、生きていくあらゆる局面で役に立ちます。一緒に編集力を身につけていきましょう。研究者としてのテーマは、出版での社会的記憶構成過程の分析、MIE(マガジン・イン・エデュケーション)などです。

白土 由佳講師

ソーシャルメディアを前提とした社会の理解を目的に、研究に取り組んでいます。研究テーマは「かわいい」や不妊治療を内包する生活など、ライフスタイルを軸として多岐にわたります。主な研究手法はソーシャルリスニングです。データの特徴に応じて、データクリーニングやデータマイニング手法を組み合わせ、分析していきます。

竹林 紀雄教授

今や映像は、テレビや映画が特権的に扱うものではありません。ゲームソフトやWebにおいても映像表現の質が問われる時代です。様々に変容し拡大する映像メディアのなかで、映像表現の構造がどのように変化しているのかを考察し、新しい映像テクノロジーが拓く表現の可能性を探る研究に取り組んでいます。

日吉 昭彦教授

ドラマやアニメで描かれる真実の「愛」。ジャーナリズムにある独特の「世界観」。ネットの「住人」たち・・・メディアの中にはまるでもう一つの「社会」があるかのようです。このメディアの中の社会こそが私のフィールド。マスコミ研究で用いられるメッセージ分析の技法を大学で学び、一緒にこの世界を探索してみませんか?

藤掛 正邦教授

商品イメージや企業メッセージを的確に伝えるためにビジュアル・コミュニケーション・デザインはますます重要になってきている。色と形と構成をベースに、生活・企業・社会を活性化するグラフィックデザイン、イラストレーション、広告表現、空間表現を研究・制作し、アイデア・センス・技術・知識を教えています。

ボブ 田中教授

都市部の生活者が1日に受け取るマーケティングメッセージは3,000以上と言われています。メディア環境が変化する中、その数はさらに増え続け、「広告」は邪魔な存在とみなされることもあります。「広告は、人を幸せにすることができるのか」という大きなテーマのもと、社会課題と広告のあり方を研究しています。

村井 睦准教授

クラウドやスマートフォンの普及によってメディアのあり方が変わろうとしています。現メディア最大規模を誇るテレビの接触率(視聴率)は下がり続け、若者が情報を得る方法はマスメディアからSNSへと確実に変化しています。私は、既存メディアから新しいメディアへの移行期である「今」の視覚伝達表現を研究しています。