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Study

山田研究室

山田研究室には、社会学をベースに、市民参加と地域形成の関係を分析する院生が集まっています。たとえば、自治体における協働推進事業の評価、地域資源のコモンズ的管理手法の可能性、観光まちづくりを地域社会がどのように受容するかといった内容が扱われています。市民参加の現実は日本国内に限定されませんから、こうした研究には国際比較も重要です。そこで、主に欧州とアジアを対象に、それぞれの地域での取り組みを比較・検討することも大切にしています。直近の修了生は、イタリアの観光まちづくりの実例を日本の地域社会が採用した場合に注目し、日本の地域社会がどのように変化するかを検討しました。また、過去には、ドイツで現地調査を実施した人もいます。このように、「現場」も重視しつつ、地域社会の今とこれからについて検討しています。そして、地域課題解決に寄与する提案によって、社会貢献ができればと研究をがんばっています。