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小島研究室

小島研究室では、交通政策に関するさまざまな問題を研究対象としています。近年、わが国の交通事業をめぐる市場環境は大きく変化しています。人口減少などにより交通利用者が減少する一方で、MaaSMobility as a Service)と呼ばれるICTを活用した新たな交通サービスの提供の動きも見られます。アフターコロナ時代に向けた交通事業の再構築も大きな課題でしょう。修士課程の小澤君は、自家用車の普及や人口減少・少子高齢化によって公共交通が衰退している日本の地方部において、今後どのように交通サービスを維持していくべきかについて調査研究を行ってきました。これまで交通事業を担ってきた民間事業者や自治体に代わる運営主体として、最近ではNPO法人などの非営利組織が地域住民に対する交通サービスを提供する事例が増加しています。小澤君はこうした組織へのアンケート調査や現地調査を実施し、地域における交通サービスの実態や制度上の課題を明らかにしました。