学部・大学院Department

人間科学部

在校生・卒業生の声

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人間科学科

VOICE

#01

在校生

安達 駿さん

難民問題も性的マイノリティへの支援も、
そんな4年間が、みなさんを待っています

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文教大学を志望したのは、教員になりたかったから。心理学や社会学などにも興味があったので、多彩な領域の授業を開講している人間科学科を選択しました。入学後はサブカルチャーなど様々な科目を受講したのですが、なかでも特に印象に残っているのが 社会課題について学んだ授業です。国際社会福祉論では難民の子どもたちが日本にたくさんいることを知って驚きましたし、ジェンダー論では「学級に1人か2人の割合で性的マイノリティがいる」という統計データを見て現代の学校教育のあり方に危機感を持つようになりました。難民問題も、性的マイノリティへの支援も、私たちの身近にある課題。入学前はどこか遠い場所の出来事のように感じることもあったのですが、今では自分のすぐそばにある社会課題としてはっきりと認識できるようになりましたし、この4年間で人間としての視野、教員としての視野も大きく広げることができました。貧困、虐待、いじめ。子どもたちを取り巻く環境には、様々な課題があります。私の目標は、子どもたちの問題を、子どもたちの痛みをちゃんと受けとめられる先生になること。そして、人間科学科で 学んだ幅広い知識を活かして、子どもたちの可能性を広げられるような先生になっていけたらと考えています。

Campuslife安達さんのキャンパスライフ
国際社会福祉論の授業がきっかけとなり、教員が運営しているボランティアに参加。現在は日本で暮らす難民の子どもたちに勉強を教える日々を過ごしています。 最近では学校現場で外国籍の生徒を目にすることも珍しくないですし、ここでの指導経験を将来の学級運営に活かしていけたらと考えています。
Column授業科目「サブカルチャー論」
アニメやゲーム、コスプレといった題材にも注目し、サブカルチャーが生まれる理由、メインカルチャーとして発展していく現象について学習。「浮世絵で見るサブカルの歴史」「ロックンロールはマイノリティから始まった」などをテーマに歴史を振り返り、未来の文化を築く為の知恵を身につけていきます。
人間科学科

VOICE

#02

卒業生

田中 あゆこさん
(2015年度卒業)

悩んだことがあるから、寄り添える
4年間、たくさん葛藤して、
たくさん成長してください

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私は医療ソーシャルワーカーとして、“患者さまの想い”をかたちにする仕事をしています。「病院ではなく、自宅で介護したい」「最後は、住み慣れたお家で」そんなご要望を受けとめながら、適切な場所へ導くことができるよう医師や看護師、地域の関係機関や 社会福祉施設の方と協議します。ご親戚の協力が得られるかどうか、医療費が賄えるかどうかについても検討し、患者さまやご 家族と話し合いながら全てを決めていきます。医療ソーシャルワーカーは、人生に関わる仕事。ひとつとして同じケースはありませんし、にはご相談しているうちに涙を流す方もいらっしゃいます。全てのご要望を汲み取ることは難しいのですが、退院後に「田中さん。先日のお礼を言いたくて」と声を掛けられた時、元気になった姿をお見かけできた時には嬉しい気持ちでいっぱいになり ます。医療ソーシャルワーカーの仕事には、理屈だけで決められることはひとつもありません。ちゃんと心に寄り添えているか。ちゃんとその人を知っているか。それがとても大切なんです。だからこそ、みなさんには4年間たくさん挑戦して、出会って、葛藤して、成長してほしい。悩んだことがある。乗り越えたことがある。いつかその経験が、誰かの心を温めると思うから。

Point !今に活きている学び
人間科学科の特長は、グループワークの機会がたくさん あること。チーム医療は自分の意見を主張するだけでは成立しませんし、人の意見を聞く力、協力しながらアイデアを高めていく力も求められます。学生と学生、学生と教員で議論した日々は、現在のソーシャルワーカーとしての大きな土台になっています。
Column授業科目「医療福祉論」
元医療ソーシャルワーカーが指導する授業。実際のケースを参考にしながら、社会福祉制度について深く理解していきます。患者やご家族の状況によって、大切にすべきポイントが変わるソーシャルワーク。田中さんは現在でも、授業で学んだ事例を参考に提案を行っているそうです。
臨床心理学科

VOICE

#03

在校生

武井 美樹さん

人はなぜ、犯罪に手を染めるのか
そんな純粋な興味が、全ての始まりでした

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親の影響もあり、小さいころから推理小説や刑事ドラマを見ていました。子どもながらに疑問に感じていたのは「人はなぜ、犯罪に手を染めるのか」ということ。そんな純粋な興味が、大学で犯罪心理学を学びたいという想いにつながっていきました。いくつかの 進学先を検討した中で、私が最終的に選んだのが臨床心理学科。警視庁や刑務所などでの現場経験を持つ専門教員が在籍している為、より深く犯罪心理学を学べるだろうと考えました。実際に教員は経験談を交えながら指導してくださっていますし、生々しいエピソードを聞くことで「青少年がどのような過程を経て加害者となっていくのか」を実感を持って学ぶことができました。3年次 には臨床心理実習で、家庭裁判所や児童相談所を訪問。職員の方からお話を伺い、「将来は子どもたちの更生を支えたい」という夢を確かなものにすることができました。やはり専門教員がいるからこそ実践的に学べるのだと思いますし、入学して改めて臨床心理学科の教員の専門性の深さに驚かされています。知れば知るほど、面白くなる犯罪心理学。卒業後は文教大学大学院に進学してさらに研究を進め、公認心理師の国家資格取得にも挑戦したいと思っています。

Campuslife武井さんのキャンパスライフ
犯罪心理学だけでなく、臨床心理学科には多彩な専 門分野の教員がいます。なかには家族療法の分野で国連会議の政府顧問を務めている教員もいますし、 拒食症や摂食障害などについて豊富な面接経験を 持つ方もいます。おかげで私自身の興味関心もどんどん広がっています。
Column授業科目「臨床心理とキャリア」
2年次の秋学期に開講される、卒業後の進路について学ぶ 授業です。地方自治体や一般企業、児童相談所などで活躍する卒業生が「どのように心 理学を仕事に活かしているのか」「どのような経緯で今の仕事に就いたのか」を紹介。この授業がきっかけとなり、武井さんは家庭裁判所で働くことをめざすようになったそうです。
臨床心理学科

VOICE

#04

卒業生

横山 菜々美さん
(2014年度卒業)

やりたいことを諦めないでほしい
人は、何度でも挑戦できると思うから

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大学院に進学し、臨床心理士の資格を取得。現在、私は就学相談員として、子どもの発達や学習などに関するサポートを行っていま す。お子さまが色々なことを学ぶ為に適している環境について保護者と相談しながら検討していきますが、在籍している園や学校の先生方にヒアリングを行ったり顧問医師からの助言を求める等、私たちとは違う視点で関わる方との連携も大切にしています。この仕事で一番やりがいを感じる瞬間は、子どもがイキイキと学んでいる姿を見た時。通常の学級では勉強に集中できなかった子が、特別支援学級に移ったことで意欲的に学ぶようになったり、お友達と仲良く遊ぶようになったり。そんな変化を見るたびに嬉しい気持ちになりますし、「子どもたちに負けないように自分も頑張ろう」と元気が湧いてくるんです。たくさんのケースを見てきて思うのは、人は何度でも挑戦できるということ。たとえ今は厳しい状況にあったとしても、そこからもう一度やり直して、新しい道を模索することができるんです。大学生のうちにしかできないことはたくさんあると思いますし、自分がやりたいことを諦めないでください。そして、納得のいく人生 を歩んでください。たとえそれで後悔したとしても、もう一度やり直せばいい。人は何度でも挑戦できると思うから。

Point !今に活きている学び
発達心理学などの専門知識はもちろんですが、精神科医や臨床心理士の教員に教わったカウンセリングスキルな どは今も活用させてもらっています。現在は就学相談員として働きながら、週1回、クリニックの臨床心理士としても勤務しています。卒業後も、患者さんのケースについて教員にアドバイスをもらっています。
Column図書館
横山さんが「卒業生として誇りたい」と語る図書館。 心理学や医学に関する書籍が充実しており、代表的な ものから入手困難なものまで幅広く揃えています。 「新しい療法の本もたくさんある」と言う横山さんは、現在も自身の研究の為に書籍を借りに来ることがあるそうです。
心理学科

VOICE

#05

在校生

廣瀬 麻衣さん

学びたいという気持ちに従う
そんな大学選びも、
ひとつの正解だと思います

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高校時代、私は進路を決められずに悩んでいました。そんな時、青年期の心について学ぶ授業に出会い、「心理学を知ればもっと自分を理解できるかもしれない」と興味を抱くようになりました。多彩な科目に魅力を感じて心理学科を選びましたが、実際にこの 4年間は色々な体験型授業に挑戦することができましたし、とにかく考えたり悩んだりしながら答えを探る毎日でした。幅広く学んだことで、逆にやりたいことが明確になったのかもしれません。卒業論文のテーマには、自身のコンプレックスを選択し、最終的に「自分を知りたい」という原点にたどり着くことになりました。就職先は、独立行政法人「大学入試センター」です。高校生にとってセンター試験は“子どもから大人になる為の分岐点”のひとつだと思います。今度はプロとして、そんな人生の大切なイベントを支えていけたらと考えています。たくさん悩み、迷ってきた私ですが、最後は自分で自分の方向性を決めることができました。どんな仕事に就くかを基準に大学を選ぶこともひとつの正解だと思いますが、「学びたい」という気持ちに従うこともひとつの正解だと思うんです。少なくとも私は、ここで自分自身の道を見つけることができました。

Campuslife廣瀬さんのキャンパスライフ
4年間、様々な実験に挑戦しました。木を描いてもらい、 性格を分析する。呼吸とリラックスの関係性を調査する。アイカメラを着けて、コンビニでの消費者の目の動きを追いかける。こうした多彩な実験に挑戦できる研究環境が整っていることも、心理学科の魅力のひとつだと思います。
Column授業科目「ビジネス心理学実習」
ビジネス心理学コースの実習。廣瀬さんは銀行員10名へのインタビューを実施し、入社から現在にいたるまでの困難、それを乗り越えた時のモチベーションの源泉などを調査しました。就職を控える廣瀬さんにとっては、いつか自分もぶつかるかもしれない壁。社会人になるうえでの大きな参考になったそうです。
心理学科

VOICE

#06

卒業生

齊藤 和音さん
(2011年度卒業)

教員志望からマーケティングリサーチへ
気付けば、この世界にどっぷり浸っていました

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文教大学大学院修了後、マーケティングリサーチ会社で、リサーチャーとしてキャリアをスタートさせました。マーケティングリサーチとは、消費者の意識や市場の情報を確認・整理し、事業に役立つヒントを得る手法です。「あるゲームの世界進出を検討している。各国にどんなユーザーがいるか調べてほしい」そんな依頼を、多彩な心理学の手法を駆使して解決していきます。ゲーム業界の調査を得意としていたところ、株式会社ミクシィからリサーチ担当として採用され、今はモンスターストライクというゲームや、その他様々な事業のリサーチを担当。忙しくも楽しい毎日を過ごしています。今でこそこの世界に没頭している私ですが、実は、大学入 学時は教員志望でした。社会心理学に認知心理学、健康心理学がそれぞれご専門の国内外で知られる教授陣から心理学を学ぶうちに“人間の面白さ”を知り、気付けばこの世界にどっぷりと浸っていました。大学で没頭できることを見つけ、突き詰めるうちに現職へと辿り着いたわけです。皆さんも、この大学で本気になれるものを見つけてください。心理学科には幅広い領域の授業がありますし、学生の本気をきちんと受け止めてくれる教員が沢山います。人生で一度きりの4年間。学び過ぎたと思えるくらい、学んでください。

Point !今に活きている学び
調査で人の特性をひも解く。大学時代の学びは、仕事にそのまま活きています。当時は、先生方の支えも勿論のこと、実験室を管理する職員の方にとても良くしていただきました。そういった手厚いサポートがあってこその、統計学や 研究法への深い学び。その深さが、仕事に活きる強い武器になっています。
Column12号館
最新の生理反応装置を備えた「生理心理学実験室」。マジッ クミラー越しに集団行動を観察できる「社会心理学実験室」。12号館には、学生一人ひとりの探究心に応える多彩な施設・設備が用意されています。実際の店舗を再現した「消費者行動実験室」は、一般企業の研究実験でも活用されています。