学部・大学院Department

人の話を聞く力・人の心に
寄り添う力を育み、
誰かを助ける人になる

医療機関や児童福祉施設、学校、裁判所、企業などでの実習や見学を通して心の諸問題のメカニズムを解明し、その援助について学びます。卒業後の進路に合わせて3つのコースから一つを柱に学びながら、自身のコース以外の業も履修することが可能です。国家資格である公認心理師の必要科目も整備されています。

前へ
次へ

カリキュラム

1年次
学びの視野を広げながら
基礎力をつける
「学部共通専門科目」と「学部教養科目」で視野を広げながら、大学での学びの基礎を習得し、専門科目を学び始めます。
2年次
心理学や臨床心理学の
基礎を学ぶ
心理学実験や臨床心理面接・検査法などの基礎的技法を習得するとともに、3つのコースから分野を選び、科目を履修します。
3年次
ゼミ形式の演習で
専門的な学習を進める
公認心理師や公務員心理職などの専門的学習と、心理療法などの専門的技法を習得。「心のケア」についての理解を深めます。
4年次
4年間の集大成である
卒業研究を行う
臨床心理学や臨床心理技法を演習中心に学びながら、卒業研究を行います。人間科学科・心理学科の教員の指導も受けられます。
必要単位修得数及び取得可能学位

※2023年度入学生用カリキュラムです。

卒業に必要な単位数 取得可能学位
共通教養科目 16 合計124 学士
(人間科学)
外国語科目 必修 8
選択 -
体育科目 必修 2
選択 -
自由 -
学部教養科目 必修 2
選択必修 6
学部共通専門科目 必修 10
選択必修 6
専門教育科目 学科必修 6
コース 必修 6
選択必修 6
選択必修 24
選択 32

3つのコース

心の専門家育成コース

病院臨床や福祉臨床において援助者の前に現れる患者・利用者を生物- 心理- 社会- 倫理モデルに基づいて理解し、有効な対応手段を提供するための実践的スキルの習得を目指します。また、公認心理師資格の基礎要件を満たす知識とスキルを身につけるために病院を中心とする学外施設での実習を行います。

家庭・学校・コミュニティ支援コース

夫婦・親子・きょうだいなどの家族関係とその心理的諸問題を家族心理学の視点から理解し、家族療法の観点から家族支援の在り方を学びます。また、学校において生じる問題を理解し、その援助方法を身につけるとともに、子どもの発達過程で生じる心の問題や発達障害について理解し、その援助方法をコミュニティの視点を通して身につけます。

自分と社会の理解コース

人間理解の方法、カウンセリング、心理療法、箱庭療法、芸術療法、夢分析など、人間関係と心の成長のためのスキルや自己表現の習得を目指すことにより進路を明確化し、キャリアデザインを行います。

取得可能な免許・資格

  • 社会福祉主事任用資格
  • 社会教育主事任用資格
  • 社会福祉士国家試験受験資格
  • 精神保健福祉士国家試験受験資格
  • 中学校教諭1種免許状 社会
  • 高等学校教諭1種免許状 公民
  • 学校図書館司書教諭
  • 認定心理士申請資格
  • 社会調査士
  • 社会教育士(養成課程)
  • 健康心理士申請資格
  • 図書館司書
  • 臨床心理士(大学院進学)
  • 児童指導員任用資格
  • 公認心理師カリキュラム対応
    (公認心理師となるために必要な科目を受講できる人数が制限される可能性があります)