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2018.12.19
イベント

【湘南校舎】 情報学部情報システム学科のプロジェクト演習合同成果発表会が行われました

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12月15日(土)、湘南校舎にて情報学部情報システム学科の2・3年生によるプロジェクト演習合同成果発表会が行われました。プロジェクト演習は、情報システム学科で進めるアクティブラーニングの一つで、情報システムを活用した社会の問題解決のためのテーマを学生が自主的に設定し、約1年間にわたって計画的にプロジェクトを進捗するものです。今年は2年生17チーム、3年生16チームに分かれ、各教室でその年の成果物を発表し、来場者による投票によって総合的に優れたプロジェクトが選出されました。

3年生チームの最優秀賞プロジェクトは、「天体を知るための宇宙儀開発プロジェクト」です。このプロジェクトでは、NASAから公開されている恒星の位置を示したオープンデータを利用し、VR空間内に再現された宇宙空間や星座の星々を自由に移動できるシステムを提案しています。本システムは、VR空間内での恒星の大きさや色、距離感が最適となるよう可視化が工夫されています。また、従来はプラネタリウムなどで個別に作られてきたコンテンツを作成する基盤となり、より多くのコンテンツ開発を可能にする点が評価されました。

2年生チームの最優秀賞プロジェクトは、「肌色分析によるメイクアドバイスアプリケーション開発プロジェクト」です。このプロジェクトでは、メイク初心者にとって難しいベースの選択をカメラがとらえた顔画像からイエローベース、ブルーベースと判断し、その後のメイクについてのアドバイスを提示して支援するシステムを作成しました。高度な画像処理技術を用いながら、メイクをする利用者への支援の的確さが評価されました。

各ブースとも、学生が実演したり、来場者に体験してもらいながら、熱心に説明していました。

受賞プロジェクトは以下のとおりです。

■-- 3年生チーム --■

【最優秀賞
プロジェクト:天体を知るための宇宙儀開発プロジェクト
メンバー:巽竜雅(プロジェクトマネージャ),井上虎,鈴木大暁,長岡鼓太朗,速水郁海,吉澤智
開発環境:Unreal Engine 4
使用オープンデータ:NASAヒッパルコス星表

【優秀賞】
プロジェクト:バーチャルキャラクターになれるアプリケーション開発プロジェクト
メンバー:神田悠斗(プロジェクトマネージャ),伊藤由彦,山中未来,加納大雅,工藤真也,山内稜子
開発環境:Unity2018,OpenCV for Unity,Dlib FaceLandmark Detector,MAYA2018,Blender,VisualStudio2017
使用機材:Webカメラ,PCもしくはスマートフォンの備え付けカメラ

【奨励賞】
プロジェクト:地方自治体のドローンによる鳥類被害対策支援システム開発プロジェクト (English)
メンバー:平松勇輝(プロジェクトマネージャ),谷田部亮太,塚田一平,橋本和樹, 古川翔大,山尾侑生
開発環境:HTML5,CSS,PHP,PostgreSQL,Github

【奨励賞】
プロジェクト:小学校教諭に向けた音楽を用いたプログラミング教育支援システム開発プロジェクト
メンバー:瀬戸直哉(プロジェクトマネージャ),内田涼,戸田尚冬,藤原康平,久保賢人,星飛友真
開発環境:Unity 2018.2.16f1,Visual Stadio 2017(Visual C#2017),Atom(HTML,javascript),Adobe Photoshop,Adobe Illustrator
使用機材:Kinect for Windows v2

【企画・活動部門賞】
プロジェクト:企業向け健康経営サポートアプリケーション開発プロジェクト
メンバー: 佐藤大起(プロジェクトマネージャー),木村祐太,金子大樹,風間誉,直井梨乃,増井陽南
開発環境:Visual Studio Code(HTML,JavaScript),Monaca(HTML,JavaScript),ペイント、Adobe Illustrator
使用外部サービス:Nifty Mobile Backend

【国際交流賞(1位)】
プロジェクト:身体機能とジェスチャーと用いた非言語コミュニケーション能力向上プロジェクト (English)
メンバー:別府瞭(プロジェクトマネージャ),鈴木結貴,齊藤真生,竹田悠介,福井佑希,コルドバユキコ
開発環境:Unreal Engine 4,Blender
開発言語:BluePrint,C++,Python
使用機材:FOVE,Kinect v1,Web Camera,Microphone

【国際交流賞(2位)】
プロジェクト:仮想影と生体情報を用いた身体拡張コンテンツ開発プロジェクト
メンバー,開発環境:下記,システム・プログラム部門賞参照

プロジェクト:地方自治体のドローンによる鳥類被害対策支援システム開発プロジェクト (English)
メンバー,開発環境:上記,奨励賞参照

【システム・プログラム部門賞】
プロジェクト:仮想影と生体情報を用いた身体拡張コンテンツ開発プロジェクト
メンバー:小林菜摘(プロジェクトマネージャ),桑名裕弥,奥沢紀祥,原山透湖,宮本陸,増田光咲
開発環境・使用言語:Unity(C#)Ruby on Rails(Ruby),PostgreSQL,Github
動作環境:AWS,heroku,Docker
使用機材:Kinect,Arduino,Webカメラ,Google Home

【ビジュアル・デザイン部門賞】
プロジェクト:仮想影と生体情報を用いた身体拡張コンテンツ開発プロジェクト
メンバー,開発環境:上記、システム・プログラム部門賞をご参照ください

■-- 2年生チーム --■

【最優秀賞】
プロジェクト:肌色分析によるメイクアドバイスアプリケーション開発プロジェクト
メンバー:荒木七海(プロジェクトマネージャ),市川智子,小林未来,神部真音,林千香子
開発環境:Unity(C#,OpenCV)
使用機材:Webカメラ(PCもしくはスマートフォンの備え付けカメラ),ハーフミラー

【優秀賞】
プロジェクト:世界と日本の葬儀を知ってもらうVRお葬式体験シミュレータ開発プロジェクト
メンバー:有馬賢(プロジェクトマネージャ),新井真司,和泉亮太,今井晴友,加藤駿弥,藤井響
開発環境:Unity,Visual Studio(C#),Blender,Cubase
使用機材:スマホ用 VR ゴーグル,PS4 コントローラー

【奨励賞】
プロジェクト:地方自治体に向けた地域活性化のための物件とのマッチングを行うシステム開発プロジェクト
メンバー:大石海斗(プロジェクトマネージャ),今井青葉,佐竹夏輝,根本達矢,大竹俊輝,大口幸太
開発環境(使用言語):HTML,PHP,JavaScript,MySQL,Python

【奨励賞】
プロジェクト:VRを使用したPKシミュレーション開発プロジェクト
メンバー:山本暢太(プロジェクトマネージャ),大野稜斗,伊藤翼,田口晴樹,藤井幸喜,古屋貴嗣
開発環境:Unity(C#),Blender,3dsMax
使用機材:HTC Vive

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