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2019.09.17
イベント

【越谷校舎】教育学部 平正人准教授のゼミ生が埼玉県越谷市の新栄中学校でビブリオバトルのサポート活動を実施しました

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 9月6日(金)と13日(金)の2日間にわたり、教育学部の平正人准教授のゼミナールに所属する3・4年生18人が、埼玉県越谷市立新栄中学校でビブリオバトルのサポート活動を実施しました。2年生4クラス(計122名)がビブリオバトルを体験しました。
ビブリオバトルは「いつでも、どこでも、だれとでも」をキャッチフレーズとしていることから、今回のサポート活動では、小学生や高校生を対象とした活動と同じように、学生たちはこれまでの経験を活かして積極的に生徒と交流していました。
新栄中学校の校長先生からは、2日間のサポート活動を通じて、普段はおとなしい生徒が身を乗り出してお勧めの本を紹介する姿や、クラスメートの本の紹介に熱心に耳を傾けている様子が見受けられたことがとても印象的だったという評価の言葉を頂戴し、学生たちはみな満足した笑みを浮かべていました。

 平ゼミナールでは、埼玉県や福島県の小学校、高校でビブリオバトルのサポート活動を展開していますが、今回は中学校で活動する初めての機会となりました。今回のサポート活動は、2011年度に本学教育学部を卒業し、現在は新栄中学校に勤務する平ゼミナールの卒業生からの依頼によるもので、平ゼミナールの卒業生と現役生のはじめての共同活動となりました。
 平准教授によれば、学校現場ではビブリオバトルに対する期待が高まりをみせているが、実際にはビブリオバトルを導入する学校側に戸惑いも見受けられるようです。そこで平ゼミナールでは、将来教員を希望する学生たちが学生時代にビブリオバトルの経験を身につけ、近い将来彼らが学校現場でビブリオバトルを導入する橋渡しを担うことを期待して、ビブリオバトルのサポート活動を継続しており、今回はそうした期待がひとつの成果を生んだと、平准教授もまた笑顔で話されていました。

この活動についての記事が東武よみうり新聞に掲載されました。
■東武よみうり新聞 『お薦め本で対決!  越谷・新栄中で「ビブリオバトル」 』 (2030号 2面 2019年9月23日掲載)

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