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2021.01.14
教育・研究 湘南

【著作物紹介】情報学部 岡野雅雄教授共訳「ピアジェ入門 活動と構成: 子どもと学者の認識の起源について」

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ジャン・ピアジェは20世紀屈指の偉大な心理学者とされる。発達心理学・発生的認識論で画期的な研究を行い、現在もピアジェの提示した基礎概念や研究法は、これらの領域では根本的に重要なものであり続けている。そのピアジェの生誕100年を祝して、1996年にジュネーブで展示会が開催された。展示会は、ピアジェの生涯とその業績について、明確で簡潔な展望を試みるものであった。この展示会の内容を伝え、さらに読者がピアジェについての知識を深めてゆく手引きとなるように作成されたのが、本書である。
そのような由来をもつため、本書は、ピアジェとはいかなる人か、その人となりと功績を示すとともに、ピアジェ独特の考え方や主な研究成果について一般の読者にもわかるように要領よく紹介するものとなっている。また、さらに一歩踏込んで、ピアジェの発達心理学や教育学での貢献に展望を与えつつ、発展的話題を提供する章も含んでいる。

なお、本書の表紙は、情報学部藤掛正邦教授によってデザインされました。


【著 者】 ダニエル・アムリン、ジャック・ヴォネッシュ
【翻 訳】 芳賀 純,原田 耕平, 岡野 雅雄
【装 丁】 藤掛 正邦
【著作名】 ピアジェ入門 活動と構成: 子どもと学者の認識の起源について
【出版日】 2021年1月22日
【出 版】 三和書籍
【頁 数】 192ページ
【 ISBN 】  978-4862514165


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