News

2021.03.22
教育・研究 湘南

健康栄養学部の学生が、商品開発についての経過報告を「第3回神奈川県栄養士会実践・研究大会」にて行いました

  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • LINEでシェア

健康栄養学部管理栄養学科3年生の佐藤美有さん、笹子実桜さん、西杏菜さんが、開発中の商品についての経過報告を、2021年3月13日~21日にオンライン(オンデマンド形式)で開催された「第3回神奈川県栄養士会実践・研究大会」にて行いました。

健康栄養学部の教員と学生とで構成される抗酸化研究チーム(ATOM)では、これまで玉ねぎの外皮に含まれるケルセチンの健康効果に着目して研究を行い、その成果発表や食育活動を重ねてきました。ケルセチンは、抗酸化作用の他、抗炎症作用、抗癌作用、降圧作用などがあります。今年度は、研究成果を社会に還元するため、商品開発に取り組み、その活動内容を報告しました。

今回、開発を進めた商品は、オニオンパウダーを使った3種類のサンドイッチです。オニオンパウダーは味や作りやすさの点でパンとの相性が良かったため、ベーカリーショップに提案を行い、前向きな回答が得られたため、販売に向けた商品作りに取り組みました。今回、味付け等に課題があり実際の商品化には至りませんでしたが、今後新たなサンドイッチ開発に向けて、協議を継続することとなりました。

今回報告を行った佐藤さんは、「実際の商品化には、いろいろな問題にぶつかり、商品開発の難しさを痛感しました。」と語っています。

story_34917_01.jpg

その他の最新の教育・研究