在学生の皆さんへ
学長 中島 滋
春学期授業がスタートして1か月が経過しようとしています。文教大学では、対面での授業を基本としつつ、科目の性質等に応じ、科目の全部または一部についてオンラインで実施していることは、すでに皆さんにお伝えしているとおりです。
しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、日本を含む全世界で深刻化しており、過日、東京都、京都府、大阪府及び兵庫県の一都二府一県に再び緊急事態宣言が発出されました。
東京都に発出された緊急事態宣言を受け、4月26日より、本学の活動指針(ガイドライン)のレベルを「3」に引き上げたところですが、大型連休を迎えるにあたり、改めて在学生の皆さんに以下のメッセージを送ります。
文教大学は、皆さんのキャンパスでの学生生活の時間をできるだけ確保するため、感染対策・感染拡大防止対策に全力を尽くしています。しかし、そのような中でも学生の皆さんが集団で感染するなどの状況に陥った場合は、昨年のようにキャンパスを閉鎖しなければならない事態に発展してしまう可能性があります。現在の4年生、3年生、2年生の皆さんには、昨年1年間にわたり、その大半がオンライン授業となり、キャンパスに登校できない苦しい学生生活を強いてしまいました。今年度は、できる限りキャンパスでの学習及び学生生活の機会を確保したいと考えていますので、学生の皆さんには、改めて「学生の行動指針」に沿った行動をとるよう強くお願いいたします。
マスクの着用は感染防止対策において必須ですが、キャンパス内でマスクを外したまま友人同士で会話している様子が散見されます。飛沫の拡散、ウイルスの吸入につながりますので、会話の際はマスクの着用を徹底してください。また、ウレタンマスクや布マスクに比べて不織布マスクの飛沫除去機能に関する優位性が報告されていますので参考としてください。バス、電車内での会話は他者に不安を与えます。学内外や公共交通機関においてなんらかのものに触れた手で目・口・鼻を触ると感染の確率が高くなりますので、手指消毒を行うことが重要になります。学内・学外の行動には是非注意していただき、連休を過ごしていただくようお願いいたします。
学生の皆さんには、感染防止対策に十分注意していただき、連休終了後に、元気にキャンパスに登校していただけることを期待しています。
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