11月24日（木）に情報学部メディア表現学科におきまして、「ワールドビジネスサテライト」（テレビ東京）のメインキャスターとして日々の経済や国際情勢を伝えている大江麻理子氏を招聘して特別講義を開講します。

ニュースがどんなプロセスを経て、大江キャスターの言葉として紡ぎだされているのか。また長年、放送ジャーナリストとして、見てきたこと、書いてきたこと、経営者や政治家を取材した経験やエピソードを交えて語っていただきます。

特別講義の詳細は以下の通りです。

特別講義『伝える極意』

【日　時】
　11月24日（木）14:50-16:20（4時限目）
【開講科目】
　「映像表現論」（担当教員： 竹林紀雄教授）
【形　式】
　オンライン ※リアルタイム
【対　象】
　本学の情報学部の学生に公開

■特別講師
　大江麻理子 氏
　（テレビ東京『WBS』キャスター）

■講義概要
　テレビ東京の経済ニュース番組『WBS』のメインキャスターとして様々な経験を積んできた立場として、「伝える」「聞き出す」「作り上げる」ための取り組みについて以下についてお話します。
①日々のニュースをどう取捨選択し番組にしていくのか
②経営者や政治家を取材する際、話を引き出すために心がけていること
③チームワークが不可欠なテレビ番組制作の現場で、なにを大切にしているか
④大学生が語彙力を増やすためのコツ　　 （大江麻理子）

■期待される学習効果
　大江氏が取材対象者とどのように向き合っているのか。経済人や政治家などの要人の言葉を瞬時に理解して情報を導き出し、ニュースの言葉を生み出す。日本を代表するニュースキャスターの「生の言葉」で学ぶことはメディアや情報学を学ぶ学生のメディアリテラシーを養う上で有益であると考えます。　　（竹林紀雄教授）

■大江麻理子 氏 プロフィール
　テレビ東京報道局所属。2001年にアナウンサーとして入社。1年目の頃から経済ニュース「WBS」を担当したほか、街の情報番組「出没！アド街ック天国」、街歩き番組「モヤモヤさまぁ～ず２」、政治家とのトークが中心の「田勢康弘の週刊ニュース新書」、池上彰氏との選挙特番、ポッドキャストでの投資金融情報番組「日経ヴェリタス大江麻理子のモヤモヤとーく」など、幅広い番組に出演。また、宇宙好きが高じて「宇宙ニュース」を立ち上げる。2013年ニューヨーク支局に赴任。「Newsモーニングサテライト」や「WBS」で日々のマーケット情報を現地から伝える。2014年に帰国し、報道局へ異動。同年春から「WBS」の6代目メインキャスターを務める。

■聴講希望・問い合わせ
　情報学部メディア表現学科 竹林紀雄教授
　メール：noritake@bunkyo.ac.jp