7月15日(土)~16日(日)に、名古屋工業大学で行われたグローバルビジネス学会2023年度大会の総会において、森一将准教授(千葉大学)・櫻井宏明准教授(学習院女子大学)・浅川雅美教授(文教大学 健康栄養学部)の研究グループが発表した共著論文が、グローバルビジネス学会賞(GBJ賞)の論文部門に選出され、受賞式が行われました。
グローバルビジネス学会は、グローバルビジネスに関する研究発表、知見や知識の交換、会員相互および内外の関連学会と連携強化を図ることにより、国内経済の活性化はもとより、世界経済の発展に寄与する人材の育成を目的とした学術団体です。
この学会では年に1回、優れた研究論文や研究書を選出し、GBJ賞(論文部門)やGBJ賞(著書部門)として表彰を行っています。
受賞の内容は以下の通りです。
<グローバルビジネス学会賞(GBJ賞)論文部門>
【論文タイトル】
栄養プロファイル制度(Nutri-Score)導入への生活習慣や性格の違いによる効果 ―日本の大学生アンケートを基にしてー
(グローバルビジネスジャーナル, 8(1), 34-40)
【著 者】
森一将・浅川雅美・櫻井宏明
【内 容】
この論文は、疾病予防および健康増進のために、栄養成分に応じて、食品を区分またはランク付けする栄養プロファイルによる食品栄養表示制度の有効性について調査・分析した研究成果であり、わが国の公共政策における意思決定への寄与だけでなく、消費者行動分析や食品表示制度変更時の企業のビジネス戦略の立案にも示唆を与えているものです。
データサイエンス、公共政策、消費者行動の専門の教員が協働して学術成果を公開したことも評価されて今回の受賞に至りました。
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