News

2023.09.29
教育・研究 湘南

情報学部メディア表現学科 竹林紀雄ゼミナールの学生が制作した生成AIをテーマにした映像作品等を国際的な映像アワードに出展しました

  • Facebookでシェア
  • X(旧Twitter)でシェア
  • LINEでシェア

20241月にグランフロント大阪にて開催されるINTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD2023(略称ISCA)に、本学の代表作品として、情報学部メディア表現学科3年生の井上椋介さん、本田幸大さん、渡辺純さんが制作した「暗躍者」と、4年生の加藤美優さんが制作した「咆哮せよ。」を出展しました。両作品は竹林ゼミナールの課題作品として制作したものです。

ISCA(イスカ)は国内外の大学や大学院、専門学校の学生を対象にした国際的なデジタル映像コンテンツのアワードです。「国内映像コンテンツ部門」、「海外映像コンテンツ部門」、「デジタルコンテンツ部門」の3部門で構成され、昨年のISCA2022には、国内から54236作品、海外から78ヶ国708作品の応募がありました。ISCA2021では、竹林ゼミナールから出展した『Survive』(制作:森田紀、20233月卒業)が準大賞にあたる松本俊夫賞を受賞しています。

竹林紀雄ゼミナール映像作品

「暗躍者」

https://youtu.be/9j1fxkLt9ho
制作:井上椋介、 本田幸大、 渡辺純(情報学部メディア表現学科3年)
【あらすじ】
伊藤洋輔が参加するイラストコンクールで優勝したのは、友人の村上誠がAIに作らせた作品だった。これを巡り2人の関係は険悪化。村上は解決策をAIに尋ねるが、導かれた答えは...
冷酷な目論見が最悪な結末へと誘う―!
【制作者のコメント】
未曾有のAI時代に突入したことで、我々の生活は豊かになると想定されている。その反面、AIに職を奪われた人がいるのも事実だ。中にはAIに従い続けたが故、人生を狂わされた人もいるかもしれない。それでもAIとの共存は避けられない以上、我々人間も常に向き合い方を模索し続けなければならない。その過程でカギとなる「重要なことを自ら判断し実行に移す力」と「相手への思いやりの心」の大切さを認識してもらいたく、本作品を制作した。

竹林紀雄ゼミナール映像作品

「咆哮せよ。」

https://www.youtube.com/watch?v=5Lupg2r6omg
脚本・監督 加藤美優(情報学部メディア表現学科4年)
【あらすじ】
小学生の頃、「男の子みたい」と、名前を揶揄われた筑紫律。そんな律も大学生になった。今もそうだ。自分のことなんて誰も分かってくれない。そう思った矢先、ずっと大好きだった覆面作家の素性を知ってしまった。
【制作者のコメント】
誰しも表には出さない内に秘めたものを抱えている。最近テレビなどで、精神疾患で休養する芸能人や命を絶った方のニュースをよく目にする。それほど、現代社会では気持ちを吐き出せない人が沢山いるのではないだろうか。「咆哮」は、獣が吠えたける事を指す。高々と吠える獣は一見強そうに見えるが、時には「助けて」と叫んでいるのかもしれない。自分だけが悲劇のヒロインになりがちであるが、周りを見るきっかけ作りに本作品がなれば嬉しい。

その他の最新の教育・研究