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2024.06.28
教育・研究 湘南

7/2(火)メディア表現学科連続特別講義「映像表現の最前線から」Vol.2特別講師:木寺一孝 先生(映画監督、TVディレクター)による『ドキュメンタリーは「関係性」そのものだ』開講のお知らせ

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7/2(火)特別講師:木寺一孝 先生(映画監督、TVディレクター)を招聘しメディア表現学科連続特別講義「映像表現の最前線から」Vol.2『ドキュメンタリーは「関係性」そのものだ』を開講します。

 文化庁芸術祭賞大賞を受賞したテレビドキュメンタリー『正義の行方~飯塚事件 30年後の迷宮~』(NHK)が映画化されました。1992年に福岡県飯塚市で2人の女児が殺害された「飯塚事件」。DNA型鑑定などによって犯人とされた人物の死刑が執行されましたが、今も多くの謎につつまれています。いったい誰の〈真実〉が本当なのか? 誰の〈正義〉が正しいのか?
 今回の特別講義は、話題の映画『正義の行方』の監督である木寺一孝先生をお迎えしてドキュメンタリーについて講義をしていただきます。なお、テレビ放送版の文化庁芸術祭賞大賞受賞の審査を担当したのは本学の竹林紀雄教授です。

詳細は以下の通りです。


【日時】
 7月2日(火)4時限目14501620  
【会場】
 湘南キャンパス内 ※対面
【聴講対象】
 全学部生
【講義概要】
ドキュメンタリーとはいったい何なのか。現場でどのように取材し、ロケすれば人に伝わる作品ができるのか。35年間のディレクター人生を通して悩み続けた末に辿り着いたのが、取材先との「関係性」が全てを決する、というシンプルな答えだった・・・。 これまでの取材相手とのエピソードをひも解きながら、番組作りの「肝」についてお話しします

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■特別講師: 木寺一孝 先生(映画監督、TVディレクター)

■プロフィール
 1965年、佐賀県生まれ。1988年に京都大学法学部を卒業後、NHK入局。一貫してディレクターとして現場にこだわり、死刑や犯罪を題材にしたドキュメンタリーやヒューマン・ドキュメンタリーを制作してきた。
 NHKスペシャル「父ちゃん母ちゃん生きるんや~大阪・西成 こどもの里~」(2003 年)で文化庁芸術祭優秀賞・ギャラクシー賞特別賞。NHKスペシャル「少年院~教官と少年たち・250日の記録~」(2005年)、ハイビジョン特集「死刑~被害者遺族・葛藤の日々~」(2011年)でギャラクシー賞奨励賞。福岡発地域ドラマ「いとの森の家」(2016年)で放送文化基金賞奨励賞。ETV特集「連合赤軍~終わりなき旅~」(2019年)で ギャラクシー賞奨励賞。2019年に映画「〝樹木希林″を生きる」を監督。BS1スペ シャル「正義の行方~飯塚事件30年目の迷宮~」(2022年)で文化庁芸術祭大賞・ギャ ラクシー賞選奨。2023年にNHKを退職。
 最新作はNHKスペシャル「法医学者たちの告白」(6月30日放送)


『現在、全国で劇場公開中の映画『正義の行方』、あるいは木寺先生がディレクターを担当されたNHKスペシャル「法医学者たちの告白」(6月30日放送)を観た上で特別講義を受けることをお勧めします。さらに、7月2日の3時限目に開講する渡辺祐一先生の特別講義『映画の配給について語るときに我々の語ること』も併せて聴講することをお勧めします。』

(竹林紀雄教授)

■聴講希望等、問い合わせ先
 情報学部メディア表現学科 竹林紀雄 教授
 メール:noritake@bunkyo.ac.jp

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