2025年6月1日および8日,神奈川県藤沢市内の農地で行われた田植えイベントに、情報学部の櫻井研究室(櫻井淳准教授,田辺隼也さん[4年生]・箱崎夢依さん[4年生])および池辺研究室(池辺正典教授,阿部蘭和さん[4年生])が参加しました。
このイベントは、藤沢市で自然農法による米づくりに取り組む兼業農家の渡邊大輔さん(ラーメン店「tantan noodle 楽」)の主催により開催され、近隣住民約20名が参加しました。
当日は、化学肥料や除草剤を使わず、自然農法にこだわった田植えが行われました。この場所は、もともと耕作放棄地であり、その再生を目的として今年度から稲作に取り組んでいます。田植えの数日後には、櫻井研究室が保有する井関農機社製の「アイガモロボ」が水田に投入されました。これは、自動走行により水を濁らせることで雑草の発生を抑える自然農法を支援するものです。
同研究室では現在、ドローンやロボットに搭載されたカメラやセンサを活用し、雑草抑制効果の検証や耕作放棄地の把握を目的とした研究を進めています。今後も地域と連携しながら、耕作放棄地の再生と持続可能な農業の実現に貢献する取り組みを継続していく予定です。
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