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国際学部 専任講師の青木洋高先生が、えどがわメティ研究調査報告会で発表しました
10月31日(金)に、国際学部 専任講師の青木洋高先生が、えどがわメティ研究調査報告会で「コンフォートフード食材の地域ブランド化と多文化共生」について発表しました。区議会議員、区役所職員、区内の農家、飲食店経営者など、区内外から約50名が参加しました。
「メティ」とは、インドなどで広く用いられるスパイス野菜で、日本国内での栽培は限定的です。江戸川区には、2000年問題を契機にインド人IT技術者が集住し、「リトル・インディア」と呼ばれるほどのコミュニティが形成されています。
報告会では、「人々にとって心を癒し、文化的記憶と結びついた日常の味」をコンフォートフードと定義し、国や地域ごとに存在するコンフォートフード食材のひとつとして、メティがインドの人々にとって重要な意味を持つことが紹介されました。
青木先生は、「えどがわメティ」に関するこれまでの研究成果をもとに発表を行い、マジョリティ側である日本人が、在日外国人の"コンフォートフード"食材を積極的に活用し、地域ブランド化を目指すという新しい多文化共生のかたちを提起しました。
報告会の司会を国際学部3年 亀田茉莉奈さんがおこない、青木洋高ゼミナールの学生達（国際学部3年 亀田茉莉奈さん、吉田愛梨さん、帆苅雄紀さん）と、えどがわメティ普及会によるトークセッションも行われ、「食」を通じた学生と地域の協働による新たな展開への期待が語られました。
発表についての詳細は以下の通りです。
えどがわメティ研究成果報告会
―コンフォートフード食材の地域ブランド化と多文化共生―
日時：2025年10月31日（金）13：30〜15：00
場所：グリーンパレス（東京都江戸川区）
主催：えどがわメティ普及会
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