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2020.01.22
教育・研究

【越谷校舎】文教大学と越谷地区4公民館共催で「ビブリオバトル」が開催されました

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1月19日(日)、越谷市北部市民会館でビブリオバトルが開催され、教育学部平正人准教授指導のもと、教育学部 学部共通科目「教育課題演習」を履修する2年生が企画・運営を行いました。本企画は《ビブリオバトルで交流しよう》をテーマとし、越谷市大袋公民館・桜井公民館・新方公民館・荻島公民館と文教大学の共催事業で、今年で6年目の開催となります。

ビブリオバトルとは知的書評合戦とも言われ、簡単に言えば本の紹介コミュニケーションゲームです。発表者(バトラー)が自分のオススメの本について紹介し、観戦者がバトラーの話を聞いて読みたくなった本を選び投票します。そこで選ばれた1冊がチャンプ本となります。
バトラーの本の紹介には、「なぜこの本を読んだのか」「本を読んだあとになにを感じたのか」など、単純なあらすじだけではないその人の個性や主体性が表れます。読書推進はもとより、プレゼンテーション能力の向上や思考力の育成、さらには他者理解などへの好影響が考えられ、とりわけ教育現場におけるビブリオバトルへの期待はますます高まりを見せています。

当日は、ポスターを見て応募された方や地域の小学校教員の方などの9名のバトラーに加え、30名の観戦者の方々が来場しました。冒頭に学生によるルール説明があり、5分間の本の紹介は、台本通りに読むだけでなく、その時の感情と観戦者の様子を見ながら話すライブ感を大切にしてほしいことなどが伝えられました。

その後、バトラーによる本の紹介と3分間の質疑応答が3名ずつ3部に分けて行われ、1部終了ごとに会場の観戦者に対し挙手投票を実施し、最も票を集めたチャンプ本のバトラーには賞状が贈られました。学生の説明の通り、観戦者とコミュニケ―ションを取りながらバトラーが本の紹介を行う場面もあり、終了後には、「本を通じてバトラー本人に興味を持ち、話してみたいと思った」などの感想もありました。

なお、当日の様子が下記の通り放送されました。
放送日:テレビ埼玉放送 1月19日(日)17:00~ ウィークエンドニュース 内

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