News

2019.12.07
教育・研究

教育学部 平正人准教授 共著「〈フランス革命〉を生きる」

  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • LINEでシェア

教育学部 平正人准教授の共著「〈フランス革命〉を生きる」が出版されました。平准教授は、第六章のカミーユ・デムーラン ―若き新聞記者が夢みた共和政を担当しています。

それぞれの〈フランス革命〉があった!
フランス近代「啓蒙」「革命」「共和政」の大きな流れの中に生きた9人の「個人」。その目が見た、世界認識のありようが浮かび上がる!

「革命は常に近代フランス史を語る上での参照軸であり......私たちは革命の呪縛から逃れることは難しい。 しかし、 「現実に生じたこと」 だけが 「唯一可能だったこと」 ではない / 革命前夜から 革命後19世紀のフランスに、その都度存在していたはずの「可能性としての革命」や「理想とする社会や国家の姿」......多面性を私たちは浮かび上がらせる!!」(結論から)

【略目次】
序 論 (髙橋暁生)
第一章 アベ・コワイエ ―人気作家によるアンシャン・レジーム (森村敏己)
第二章 ルイ=アントワーヌ・カラッシオリ ―キリスト教護教論者がフランス革命に託したものとは (増田都希)
第三章 ル・プレヴォ・ド・ボーモン ―統治の技法をめぐる無名の一市民の構想 (松本礼子)
第四章 ダンジヴィレ伯爵 ―王の忠実な僕にして「革命家」(田中 佳)
第五章 エマニュエル=ジョゼフ・シィエス ―フランス革命の開始 (山﨑耕一)
第六章 カミーユ・デムーラン ―若き新聞記者が夢みた共和政(平 正人)
第七章 ピエール・ニコラ・ドフォントネ ―革命を生きた地方商人   (髙橋暁生)
第八章 シャルル・フーリエ ―想像の革命,革命の想像 (福島知己)
第九章 アルフレッド=モーリス・ピカール ―1889年パリ万国博と革命(寺本敬子)
結 論(森村敏己)
巻末に索引・注

【著 者】髙橋暁生編
     髙橋暁生・森村敏己・増田都希・松本礼子・田中 佳・山﨑耕一・平 正人・福島知己・寺本敬子著
【著作名】〈フランス革命〉を生きる
【サイズ】A5版
【発売日】2019年11月29日
【出 版】刀水書房
【頁 数】300ページ
【 ISBN 】978-4-88708-455-1

その他の最新の教育・研究