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2021.09.29
教育・研究 東京あだち

国際学部 生田ゼミナールが、日本大学英語模擬国連(Japan University English Model United Nations=JUEMUN)に、オンラインで参加しました

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国際学部の生田専門ゼミナールの3年生10名が、6月25日(金)~27日(日)に行われた日本大学英語模擬国連(Japan University English Model United Nations=JUEMUN)に、東京あだちキャンパスからオンラインで参加しました。

■当日の様子

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この模擬国連活動は、2012年より国際学部が参画している国連アカデミックインパクト活動の一環として行っています。国際学部生は2015年より毎年参加し、今回で7年目を迎えています。例年は神戸市外国語大学と京都外国語大学で実施しますが、2020年と2021年はコロナ禍のためZoomを用いて3つのデジタル空間の国連会議場が用意されました。
今年の参加学生は、12大学から149名、国籍は13カ国でした。会議のテーマは、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」。国際学部生は、モーリシャス、ペルー、キューバ、米国の大使(外交官)の4つの代表国の立場から、関連の議題を扱う委員会に分かれ、解決策を提案し、国連決議書の作成に貢献しました。

詳しくは、国際理解学科3年・宮島昴佑さん作成の動画をご覧ください。

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参考URL:
日本大学英語模擬国連(Japan University English Model United Nations=JUEMUN)
https://juemun.org/archives/juemun-2021/


国際理解学科3年・吉田莉渚さんの感想:

この模擬国連に参加するまで、海外のSDGsの取り組みどころか日本が実際どのようにSDGsに取り組んでいるかを知る機会はありませんでした。模擬国連への準備期間は約2ヶ月半、この間にできることを必死に考えました。私の担当国である米国とSDGsの目標13への対策について調べ、模擬国連の当日に他国の代表からの質問に答えられるように準備しました。
しかし、実際は会議の流れや話し合っている内容を理解することがやっとの状態でした。初日は、英語での議論についていけずショックを受け、夜遅くまでその日の内容を復習し、次の日に備えました。驚いたことに、2日目からは英語が頭に入りやすくなって、内容理解は楽になっていたのです。しかし、言いたいことがあっても英語で伝えることに時間がかかっていました。そんな時、悩んでいる私に対して、同じZoomグループにいる他大学の学生が個人的にメッセージを送ってくれ、私の内容を英語で要約をして助けてくれることがありました。彼女のおかげもあり、最終日には自分で意見を堂々と述べることができるようになりました。
このように模擬国連の参加者はお互いに助け合う気持ちを大切にしています。3日間の模擬国連活動と準備を通して、英語力も問題解決能力も飛躍的に向上し、国際社会やSDGsへの理解と関心が深まったと思います。また、一緒に英語を学び、使っていく素晴らしい仲間との出会いも、大きな収穫でした。

■吉田莉渚さん

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