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2023.06.07
教育・研究 湘南

6/29(木)情報学部 メディア表現学科連続特別講義Vol1特別講義「予定調和をぶっ壊せ」開講のお知らせ 特別講師:東海テレビ放送 役員待遇ゼネラルプロデューサー・阿武野勝彦 先生

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6/29(木)湘南校舎におきまして、本学メディア表現学科の竹林紀雄教授が執行委員をつとめられた令和4年度(第77回)文化庁芸術祭のテレビ・ドキュメンタリー部門で優秀賞を受賞した「はだかのER 救命救急の砦2021-2022」の阿武野勝彦プロデューサーをお迎えして特別講義を開講します。

『芸術選奨文部科学大臣賞、ギャラクシー大賞、放送文化基金個人賞などを受賞されテレビ業界の第一線で活躍されている阿武野勝彦先生を本学に招聘できることを大変嬉しく思います。テレビをはじめとするメディア業界をめざず人だけでなく、より多くの本学生に阿武野先生のお話を聞いていただきたいと思います』(竹林紀雄 教授)

特別講義「予定調和をぶっ壊せ」
阿武野勝彦 先生 東海テレビ放送 役員待遇ゼネラルプロデューサー

【日 時】
 629日(木)5時限目16301800  
【会 場】
 湘南キャンパス内 対面
【聴講対象】
 文教大学の全学部生
【講義概要】
 ドキュメンタリー映画『さよならテレビ』は、2017年に放送、翌々年に映画として全国公開した。その制作過程と放送・上映後の反響・波紋は、これまでのドキュメンタリー作品とは全く違っていた。取材対象がメディアの内部であること、放送後もその組織の中に制作者が居続けること...。『さよならテレビ』を題材に、ドキュメンタリーとは何か、制作者とは何者か、そして、マスメディアの現在性について考えてみたい。

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■特別講師 阿武野勝彦 先生(東海テレビ放送 役員待遇ゼネラルプロデューサー)
■プロフィール
 東海テレビ放送 役員待遇ゼネラルプロデューサー。1959年1月静岡県伊東市生まれ。 同志社大学文学部社会学科新聞学卒業。81年東海テレビ放送入社、報道局アナウンサーからドキュメンタリー制作、岐阜県駐在記者、営業局業務部長などを経て現職。2007年放送人グランプリ。09年日本記者クラブ賞。11年よりドキュメンタリーの劇場上映を始める。12年芸術選奨文部科学大臣賞。16年放送文化基金個人賞。18年『東海テレビドキュメンタリー劇場』で菊池寛賞。単著に「さよならテレビ~ドキュメンタリーを撮ること~」(21年・平凡社新書)がある。
■主な作品
 ディレクター作品に、『ガウディへの旅』(90年日本民間放送連盟賞)『はたらいてはたらいて』(92年文化庁芸術作品賞)『村と戦争』(95年 ギャラクシー優秀賞・放送文化基金賞優秀賞)『約束~日本一のダムが奪うもの~』(07年地方の時代映像祭グランプリ)。プロデューサー作品に、『とうちゃんはエジソン』(03年ギャラクシー大賞)『裁判長のお弁当』(08年ギャラクシー大賞)『光と影~光市母子殺害事件 弁護団の300日~』(08年日本民間放送連盟賞最優秀賞)『チョコレートな人々』(21年日本民間放送連盟賞グランプリ)など。
 劇場公開映画作品に、『平成ジレンマ』(11)、『死刑弁護人』(12)、『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』(12)、『ホームレス理事長 退学球児再生計画』(13)、『神宮希林』(14)、『ヤクザと憲法』(15)、『人生フルーツ』(16)、『眠る村』(18)、『さよならテレビ』(19)、『おかえり ただいま』(20)『テレビで会えない芸人』(22)『チョコレートな人々』(23)でプロデューサー、『青空どろぼう』(11)、『長良川ド根性』(12)で共同監督。

■聴講希望等、問い合わせ先
 情報学部メディア表現学科 竹林紀雄教授
 メール:noritake@bunkyo.ac.jp

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