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2020.07.03
教育・研究 湘南

健康栄養学部笠岡ゼミの学生が、茅ヶ崎foodactionの参加店舗とともにテイクアウトできる新メニューを開発しました【第1弾】

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文教大学健康栄養学部の笠岡ゼミナールでは、ゼミナール活動の一環で、一般企業との商品開発を通し、授業で学んだ栄養学の知識を使い、食品業界の現場を学んでいます。
今回は、笠岡ゼミナールの授業で茅ヶ崎市を中心にお店を構える飲食店が集まる「茅ヶ崎foodaction 茅ヶ崎の美味しいお店」に参加する店舗に、学生2~3名のチーム9組がテイクアウトができる新メニューの提案を行いました。
茅ヶ崎foodactionは、2020年4月、新型コロナウイルスの影響で飲食店での飲食を制限する必要があることから、テイクアウトできる商品の紹介などができるように作られたfacebookグループです。以前より、笠岡ゼミの活動をサポートしていただいている、NPO法人 湘南スタイルの紹介で、茅ヶ崎foodactionの管理者と連携し、提案が実現しました。
本企画は、テイクアウトができる新メニューの提案を行い、店舗の売上の後押しをすることを目的にしています。在宅で運動不足になりがちな体調を整える『腸活』をテーマとし、各チームごとに提案する飲食店の情報を調べ、飲食店に合ったメニューの提案を考えました。
提案を行った結果、第1弾として、ポキボウル※をメインに販売する「California Poke Company」がメニューの提案を受け入れ、6月22日(月)より販売を開始しました。

今回、California Poke Companyに新メニューを提案したのは、金子理央さん、木村涼さん(ともに健康栄養学部3年)の2名です。5月中旬よりメニューの考案を開始し、6月上旬には店舗へプレゼン動画をメールで送付し、新メニューの提案をしました。直接会っての打ち合わせができないため、オンラインでの打ち合わせを行い、この度、新メニューが完成しました。
提案では、California Poke Companyのメニューのポイントでもあった茅ヶ崎産の食材を使うことを提案しました。
今回提案した新メニューは、「ポキ丼・CHO−KATSU」です。ポキボウル定番のマグロなどに加え、腸活食材である海藻類や納豆、オクラ、玄米を使用しています。さらに柚子を加えることで、さっぱりとしたこの季節にピッタリのメニューが完成しました。使用されている腸活食材は善玉菌を含む、または善玉菌を増やす役割があり、腸内フローラ(腸内細菌の様相)のバランスを改善し、健康効果に繋がるとされています。


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新メニュー開発の提案と合わせて、販売する際には商品の栄養計算をし消費者にヘルシーな商品であることを伝えることや、商品で使っている素材の栄養情報をポップに載せるなど、販売促進の面でも提案しました。

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提案をした2人は、「前例にない形式で、大学にも登校出来ない中の活動となり不安がありましたが、お店の方のご協力もあり、こんなにも早く形にすることが出来きたことに驚きと喜びを感じています。これからも色々なことに挑戦し続けて行きたいと思います。」と話しています。

他店舗でも、学生の提案を受けながら、メニューの開発を進めています。
第2弾以降の情報は、今後も、本学HPにてお知らせいたします。

California Poke Companyでの販売についての詳細は以下のとおりです。



【期間】6月22日(月)~7月末(販売終了日は未定)
【場所】California Poke Company(神奈川県茅ヶ崎市柳島1840)
【時間】月曜日-木曜日11:00-15:30
    金曜日 定休日
    土曜日-日曜日11:00-21:00
【商品】「ポキ丼・CHO−KATSU」
    S 950円 M 1,050円 L 1,350円(税抜)
【参考URL】
California Poke Company Instagram商品掲載記事 こちら


※ポキボウル(Pokebowl)
ハワイで食べられている、マグロをメインに魚介類に醤油や胡麻油などを混ぜ込んで味付けした物(Poke)がご飯にのった丼(bowl)のような料理。

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