文教大学における新型コロナワクチン接種機会の提供について
～コロナワクチンの接種を悩まれている皆さんとすべての学生の皆さんへ～

文教大学では、これまで、学生・教職員の皆さんの命を守るため、また、学生・教職員の皆さんが感染源となってご家族や友人へ感染させることを防ぐため、更には、大学の授業や課外活動、教育研究活動などの学生生活や社会生活を安心して送っていただけるよう、新型コロナワクチンの接種機会を提供してきました。
今回、これまで2回のワクチン接種を終了している方々に向けて、3回目接種の機会を提供することとしました。事前調査の結果、1,300名を超える学生の皆さん、600名を超える本学教職員、他大学の学生教職員、そして地域の方々から接種を希望するとの回答をいただきました。追加接種の実施の詳細は、下記URLを確認してください。

• 新型コロナウイルスワクチンの職域接種（大学拠点接種）について（2022年4月15日更新）
  https://www.bunkyo.ac.jp/news/archive/2022/story_39543.php

さて、学生の皆さんのなかには、この新しいコロナワクチンの安全性や有効性に疑問をもっていたり、副反応に不安を覚えたり、さまざまに拡散している情報に戸惑っていて、ワクチン接種を行っていない方や2回の接種を済ませたものの3回目接種をためらっている方なども多いのではないかと思います。
ワクチン接種にあたっては、厚生労働省が発信している以下の情報などを正しく理解し、ワクチンの安全性、有効性や注意点などをしっかり認識したうえで、ワクチン接種の是非を検討してください。

• 若者のワクチン接種、メリットとデメリットの考え方（厚生労働省）
  https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/column/0004.html
• 新型コロナワクチンの有効性・安全性について（厚生労働省）
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_yuukousei_anzensei.html
  

もちろん、ワクチン接種は自分の意思で決めるものであり、決して接種を強制することはありませんし、未接種の学生が学生生活において不利益を被ることはありません。
また、ワクチン接種は個人の意思を尊重しなければなりません。ご家族、友人など周りの方に接種を強制することや接種を受けていない人に差別的な扱いをすることはあってはならない、ということをしっかり認識してください。

最後に、ワクチン接種後も適切な感染防止策を継続する必要があることを忘れないでください。学生教職員一人ひとりの感染対策の実行と大学拠点接種をはじめとする大学のコロナ対策によって、本来の学生生活や教育研究環境を取り戻せることを切に願っています。皆さんのより一層の感染対策の実行をお願いいたします。

学長　中島　滋