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学園経営戦略

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第1次~第3時中期経営計画は以下の通りです。

BUNKYO ACTION PLAN 2021(文教大学学園中期経営計画)-2017~2020-
学校法人文教大学学園理事長 野島 正也
学校法人 文教大学学園 理事長
野島 正也Masaya Nojima

文教大学学園は昭和2(1927)年創立の「立正幼稚園」、「立正裁縫女学校」を端緒として、学習する園児・児童・生徒・学生等の総数1万人を超える総合学園として発展し、平成29(2017)年10月に創立90周年を迎えました。ひとえに関係各位のご支援の賜物であり、厚く御礼を申し上げます。
国内外の経済・政治・社会構造が目まぐるしく変化する中、来る100周年も含めた今後の学園の更なる発展のためには、将来を見据えた優れた人材の養成が極めて重要であり、教育の質向上と経営基盤の強化が大きな課題となっております。こうした問題意識から、学園は平成21(2009)年から「学園経営戦略 第1次中期経営計画(2009-2012)」(以下、「1次中計」)、「同 第2次中期経営計画(2013-2016)」(以下、「2次中計」)を2期8年間に渡り推進してまいりました。
「教育リーディング・ユニバーシティ文教~教育力トップを目指す~」をビジョンフレーズとして、「1次中計」では学園のハード(校舎リニューアル等)とソフト(教育力強化、組織・制度改革等)両面に跨る包括的かつ大規模な計画、「2次中計」では「教育力」と「経営力」を抜本的に強化し、将来に渡って選ばれ続けるトップクラスの教育機関となるための基盤を築いていくことを基本目的とした「アクションプラン」を策定し、教学・経営の緊密な連携の下で実行いたしました。
これまでに実施してきた学園経営戦略を振り返りますと、中期経営計画の策定・実施による効果は大きく、学園の今後の更なる発展に期待できると考えています。特に、現在進めている大学新キャンパス開設を契機として、付属学校も含めた学園全体における志願者獲得・教育力の強化、進学・就職実績の向上、経営における財政基盤の安定等の各種課題に対して、新たな中期経営計画を策定し、学園をあげて取り組むことが極めて重要と認識しています。これまでの学園経営戦略の総括を踏まえ、学園のミッション「『人間愛』の教育」及びビジョン「教育力トップを目指す」を継承し、新たな学園経営戦略『文教アクションプラン2021』を平成30(2018)年1月に策定いたしました。
『文教アクションプラン2021』は、各校の改革推進の実質化を図ることを主眼とし、具体的な目標や重点化したアクションプランをその実施主体たる各校が策定し、経営は財務等の面で各校を下支えする構造とした点に特徴があります。また、PDCAの概念に沿って各校で計画を進め、理事会は毎年1回各校より報告を受けます。各校はアクションプランに設定している達成指標に照らして進捗度合いを測りながら、滞りなく計画を進め、成果をあげていけるように努めていきます。
平成30(2018)年度から『文教アクションプラン2021』を学園教職員が一丸となって着実に実行してまいります。今後もいっそうのご支援とご協力をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。

BUNKYO ACTION PLAN 2021(文教大学学園中期経営計画)総括報告

MISSION『人間愛』の教育

VISION~ 教育力トップを目指す ~

  • ていねいに、たくましく育てる文教
  • 地域・社会・世界につながる文教
4年後の
目標

<総合学園の維持・発展>

  • 「キャンパス新構想」の着実な実現へ
  • 教育インフラの充実を図り、強い競争力を実現する
  • 財政を強化し、学園の更なる発展のための基盤を整備する
  • 社会のニーズに応えられる文教ブランドを確立する
達成目標
  • 学習者1万人以上
  • 学習者の満足度90%以上
#01大 学

4年後の目標

東京あだちキャンパス開設を
契機とする大学の発展

達成目標

有機的に連携した3キャンパス体制を
2021年度に実現する

<アクションプラン>

  • キャンパス新構想:キャンパス新構想の実現と更なる深化
  • 学生生活:学生支援室の更なる充実と、学習支援体制の構築
  • 募集:高大接続改革に伴う入試制度の構築
  • 地域・社会連携:連携活動に関するマネジメント体制の確立
  • 教育:教職課程の整備と更なる充実
  • 内部質保証:内部質保証推進体制の構築
  • 研究:研究支援体制の強化とコンプライアンスの推進
#02中学校・高等学校

4年後の目標

「慈愛の心」「輝く知性」
「世界に飛翔する力」の育成

  • 進学実績の向上と、教育力の向上を図る
  • グローバルに活躍できる力を培う
  • 豊かな人間性と、強い心を育む
  • 入試広報の充実を図る

達成目標

国公立大学、早慶上理、GMARCH
合格者計130人以上

<アクションプラン>

  • 募集・広報:志願者数の増加(定員の充足)/入学者の質の確保
  • 進路・キャリア:進学実績の向上/キャリア教育の充実/文教大学との連携
  • 教育:生徒の学力の向上/新教育課程の構築
  • 地域・社会連携:ボランティア活動の推進
  • 研究:教員の指導力の向上
  • 生徒生活:豊かな人間性と強い心の育成/基本的生活習慣の確立
  • 国際交流:コミュニケーション力の向上/海外語学研修・留学・進学の充実
#03小学校

4年後の目標

「ふるさとのような小学校」
唯一無二の豊かな教育・選ばれる学校の確立

達成目標

定員50名に対し、安定した倍率・志願者の確保
保護者の満足度9割以上の維持

<アクションプラン>

  • 募集・広報:倍率3倍以上の志願者の確保
  • 児童生活:人間愛あふれる文教っ子「大切な八か条」に基づく豊かな教育の実践と推進
  • 教育:自ら学び続ける教育の実践/グローバルに羽ばたく子どもを育てる教育の推進
  • 進路指導:一人一人の夢を実現させる進路指導/進学校への輩出
  • 研究:1時間ごとに成長できる学校「深い学び」の推進/文教大学付属小学校型アクティブラーニングの確立
  • 保護者・地域連携:学校教育と家庭教育の連携/地域に貢献し地域に愛される私立小学校としての確立
#04幼稚園

4年後の目標

「選ばれ続ける幼稚園」の実現

達成目標

入園者60名の確保
保護者の満足度9割以上

<アクションプラン>

  • 募集・広報:安定した入園者の確保
  • 進路支援:付属小学校を含めた希望の小学校への進学実現
  • 教育:「生きる力の土台を広げる教育」の推進
  • 保護者・地域連携:「保護者との連携重視の幼稚園」と「地域ニーズに応える幼稚園」の発信
  • 研究:時代の変化に対応した幼稚園の在り方の構築
  • 園児生活:「素直で明るい元気な子ども」と永続的な実現
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経営・管理

<アクションプラン>

  • 教育環境:競争力を持った教育環境の整備
  • 組織:変化に対応できる組織力の強化
  • 財政:強固な財政基盤の確立
  • 広報:戦略的広報活動の展開
文教大学学園 学園経営戦略 第2次中期経営計画(2013~2016)

文教大学学園は平成21年度から24年度にかけて、「教育リーディング・ユニバーシティ文教~教育力トップを目指す~」をビジョンフレーズとして、「学園経営戦略 第1次中期経営計画(2009-2012)」を経営・教学の緊密な連携の下、精力的に進めて参りました。これらは、校舎の耐震化・リニューアル等を積極的に行いつつ、大学・付属校の教育を一段と競争力のあるものにしていくことを目的としたものであり、一定の成果を挙げえたのでは、と思います。
この第1次中期経営計画の終了・総括を受けて、校舎の耐震化・リニューアルを継続しつつ、今後の学園の更なる発展を図るために「教育力」と「経営力」を抜本的に強化し、将来にわたって選ばれ続けるトップクラスの教育機関となるための基盤を早期に築いていくことを基本目的として、平成26年1月22日の理事会において、「第2次中期経営計画(2013-2016)」を新たに策定致しました。今後は教職員が一体となってこれを着実に実行して参ります。

1.学園経営戦略策定・実行に至った背景等

文教大学学園は昭和2(1927)年の創立以来、八十有余年の歴史を刻んで参りました。現在では文教大学を中核として、付属幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学院等を擁し、園児・児童・生徒・学生等の総数約1万人の総合学園として、揺るぎない地位を確立しております。こうした学園の発展は、関係各位のご支援の賜物であり、厚く御礼を申し上げます。
しかしながら、教育機関を巡る環境は大きく変化しております。まず、先進国経済へのキャッチアップの終焉や経済のグローバル化に伴う海外諸国との競争激化等によって、わが国経済の成長率は著しく低下しており、これらを打開していくためには、わが国の将来を担う優れた人材の養成が極めて重要となっております。また、18歳人口の急減と大学・学部の新増設等によって大学や学校間の競争は激化しております。これらの面から、教育の質向上や経営基盤強化が教育機関の大きな課題となっております。
以上のような状況に鑑みますと、学園の将来を見据えた強固な経営戦略を策定し、これを着実に実行していくことが極めて重要と考えられます。

2.第2次中期経営計画(2013-2016)の概要

「第2次中期経営計画(2013-2016)」は、校舎の耐震化・リニューアルを継続しつつ、今後の学園の更なる発展を図るために「教育力」と「経営力」を抜本的に強化し、第1次中期経営計画で掲げた「教育リーディング・ユニバーシティ文教~教育力トップを目指す~」を引き続き学園が中長期的に目指すべき姿として、将来にわたって選ばれ続けるトップクラスの教育機関となるための基盤を早期に築いていくことを基本目的としたものです。
第2次中期経営計画では前述の目的達成のために、主に大学部門について、①「一般入試志願者数」、②「偏差値」、③「進路決定率」、④「満足度」について具体的な目標数値を設定し、これらの目標達成に向けて策定した「アクションプラン」を平成26年度以降、着実に実行して参ります。この「アクションプラン」は、経営と教学との緊密な連携のもと、第1次中期経営計画で進めてきた、それぞれが取り組むべき課題をもとに、各課題解決のための「施策項目」として、経営においては「競争力を持った教育環境の整備」、「強固な財政基盤の確立」、「変化対応力のある組織力の確立」、「学園ブランドの確立」の4項目、教学においては「学生を成長させる教育の提供」、「キャリア教育・進路選択支援の充実」、「志願者増と優秀な入学者の確保」、「地域連携の推進」、「研究力の向上」、「改革を実行する体制づくり」の6項目を掲げています。
併せて、新たに経営と教学が共同で取り組むべき課題として「ニーズに即した学部・学科等改組実施の支援」、「海外留学・研修等及び留学生への支援」、「就学機会の充実」、「就職支援の強化」、「社会人やシニア層の学び直しニーズへの対応」、「大学院のあり方・改革」、「IRの構築」の7項目を掲げています。
また、付属学校(中学校・高等学校、小学校、幼稚園)については、各学校長のリーダーシップのもと、それぞれの計画をさらに深め、着実に実行して参ります。
今後、学園としては、建学の理念である「人間愛」をベースとしつつ、「教育力トップ」の学園の実現を目指して、最大限の努力を傾注して参ります。今回のホームページ公開が説明責任の遂行のみならず、学園内外の皆様からの、本学園に対する一層のご理解・ご支援につながれば幸甚です。

文教大学学園 学園経営戦略 第1次中期経営計画(2009~2012)
「文教大学学園 学園経営戦略」策定について

文教大学学園は、このほど「学園経営戦略(第1次中期経営計画-2009~2012-)」を策定・決定いたしました(2010年1月26日定例理事会)。今回決定をみた「学園経営戦略」の決定に至った背景並びに今次戦略の概要は以下のとおりですが、学園のハード(校舎リニューアル等)・ソフト(教育力充実、組織・制度改革等)両面に跨る包括的かつ大規模なものであり、学園の80有余年に及ぶ歴史の中でも極めて画期的なものと自負を致しております。

1.今次決定に至った背景等

学園は昭和2(1927)年の創立以来、多くの教職員・在校生・卒業生・保護者等の弛みない努力によって着実な発展を遂げて参りました。爾来80有余年、現在では越谷・湘南両校舎の大学・短期大学部・大学院等を中核に、旗の台・石川台両校舎の付属幼稚園・小学校・中学校・高等学校を含め、1万人を超える学習者が学ぶ、首都圏の総合学園として揺るぎない地位を確立しております。
しかし、わが国の教育機関経営を巡る環境は大きく変化しており、特に、18歳人口の急激な減少と、規制緩和等を背景とする大学等他の教育機関数の増加は、学園経営にも次第に影響を及ぼしつつあります。また、学園経営については、これまで部分的な対応に止まっていた幾つかの課題、特に校舎の老朽化・耐震化対策は本格的に取り組むべき喫緊の課題となっております。同時にこれにはかなり多額の支出が必要であり、その財源の確保も重要な課題です。
以上のような状況に鑑みますと、学園の将来を見据えた強固な経営戦略を策定し、これを着実に実行していくことが極めて重要と考えられます。

2.今次戦略の概要

今次戦略は、まず今後、学園が中長期的に目指すべき姿として、学習者に対する極めて高い付加価値の付与を意味する「教育リーディング・ユニバーシティ文教~教育力トップを目指す~」を掲げました。これは、本学園が斯界トップクラスの極めて高い教育力を具備することは、教育機関としての本学園に対する社会からの負託に応える意味で極めて重要であると同時に、上述の財源確保は入学者の十分な確保が前提となることによるものです。
その上で上記戦略は、経営と教学との緊密な連携の下、実践していくべき今後4年間の目標と課題を掲げました。
このうち、まず経営においては、「総合学園の維持・発展」を目標に、取り組むべき課題として、「競争力を持った教育環境の整備」、「強固な財政基盤の確立」、「変化対応力のある組織力の確立」、「学園ブランドの確立」の4つを掲げました。
また、教学では、「質の高い・特色ある教育課程の実践と活気・魅力に溢れたキャンパスの構築」を目標とし、取り組むべき課題として「入試戦略」、「教育改革」、「学生支援」、「キャリア支援」、「国際交流・留学生」、「教育・研究支援」、「改組」の7つを掲げました。
さらに経営・教学とも、各々の今後4年間の具体的行動・施策、それぞれの担当理事・部署、主な実行スケジュール等を明記したところです。
併せて今回の経営戦略策定に当っては、中長期にわたる財務面でのシミュレーションを行い、今後経営戦略を実施していく上での学園財政の健全性を検証いたしました。

3.経営戦略策定の経緯等

「学園経営戦略」の策定に先立って理事会は、まず、2007年11月理事会で経営戦略策定に向けての準備段階として、「経営戦略検討チーム」(メンバーは関係理事、学内有識者、幹部職員等から構成)を発足させ、同チームは2008年12月まで通算25回、学園経営を巡る諸問題について討議・調査・ヒアリングを実施しました。
その結果、今後の学園経営戦略策定の基本的方向性を示すものとして、「ビジョン・マップ」を作成、2009年1月理事会で、その概要について了解を得ました。
その後、この「ビジョン・マップ」をベースに、理事の担当割を決定し、それぞれの分野毎に、担当理事がさらに具体的な行動計画を作成しました。これらを優先度等を念頭に置きつつ精査・集約し、最終的に今回の「学園経営戦略(第1次中期計画-2009~2012-)」として理事会の決定を得るに至りました。
なお、今次経営戦略策定にあたっては、策定段階(2009年9~10月)及び決定後(2010年2~3月)各々において、学園専任教職員を対象に延べ14回にわたり説明会を実施しました(理事長及び学長が説明)。これら説明会には教職員の大多数が参加し、熱心な討議が展開され、それらを通じ、今次戦略に対する教職員の理解が着実に浸透したところです。
今般、決定に至った背景並びに今次戦略の概要等は以上のとおりです。今回のホームページ公開が説明責任の遂行のみならず、学園内外の皆様からの、本学園に対する一層のご理解・ご支援につながれば幸甚です。

以 上