教育力トップの学園を目指して

文教大学学園は、新たな中期経営計画となる『BUNKYO ACTION PLAN 2025』を策定しました。

教育機関を巡る環境の変化の中、社会に対し存在意義を示し、学園の永続性を追及するため、学園のミッション「人間愛の教育」、長期ビジョン「教育力トップを目指す」および学園の4年後の目標・達成指標のもと、各校が計画を策定・推進し、経営・管理が組織や財政、教育環境等の面で各校を下支えする体制としています。
目標達成に向け、教職員が一丸となり、計画を実行してまいります。

VISION MAP

MISSION

『人間愛』の教育

VISION

教育力トップを
目指す

4年後の目標

総合学園の
維持・発展

「ていねいにたくましく育てる文教」を実践し、
トップクラスの教育機関を実現する

達成指標

学習者1万人以上学習者の満足度90%以上

  • UNIVERSITY

    4年後の目標

    学生が成長を実感できる大学

    達成指標

    学生生活の満足度向上、
    実志願者数7,000人の確保

    アクションプラン
    重点事業
    大学認知度の向上とアイデンティティの醸成
    学生募集
    志願者・入学者の安定的な確保
    教育
    質の高い教育の実施
    研究
    研究体制の充実
    学生支援
    充実した学生生活の提供
    付属学校
    総合学園としての発展
    地域社会貢献
    大学と地域との連携による学内の活性化
    国際交流
    国際交流の活性化
  • JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

    4年後の目標

    『人間愛』の精神を育み、
    グローバルな社会・
    ボーダレスな社会で活躍できる人間の育成

    達成指標

    生徒・保護者の本校への入学満足度90%の達成

    難関大学合格者130人以上の達成

    アクションプラン
    募集・広報
    入学者の質と量の確保
    教育
    生徒の学力向上
    研究
    教員の指導力向上
    生徒生活
    礼儀と規律ある生徒の育成
    進路・キャリア
    更なる進学実績の向上
    地域・社会連携
    『人間愛』の精神の育成
    国際交流
    海外研修プログラムの推進
  • PRIMARY SCHOOL

    4年後の目標

    「ふるさとのような学校」において
    世界に羽ばたく国際人の育成

    達成指標

    倍率3倍以上の安定した志願者の確保

    在校生並びに保護者の満足度90%以上の達成

    アクションプラン
    募集・広報
    倍率3倍以上の安定した志願者の確保
    教育
    Society5.0時代を生き抜く人材育成/21世紀型スキルとしてのSTEAM教育の推進
    研究
    1時間ごとに成長できる学校「深い学び」の推進/文教大学付属小学校型アクティブラーニングの確立
    児童生活
    人間愛あふれる「文教っ子八か条」に基づく豊かな教育の実践と推進
    進路指導
    一人ひとりの夢を実現させる進路指導
    保護者・社会連携
    学校教育と家庭教育の連携/地域に貢献し地域に愛される私立小学校としての確立
    国際交流
    オーストラリア短期留学の充実/外国語教育の充実
  • KINDERGARTEN

    4年後の目標

    満足度が高い選ばれる幼稚園

    達成指標

    募集定員60人の安定確保

    アクションプラン
    募集・広報
    安定した入園者の確保
    教育
    素直で明るい元気な子どもの育成
    研究
    新幼稚園教育要領に則したカリキュラム作り
    園児生活
    遊びを通して“生きる力の素”を育む
    進路支援
    付属小学校及び希望する小学校への進学実現
    保護者・地域連携
    保護者との連携強化・地域に根ざした幼稚園の確立
  • MANAGEMENT

    アクションプラン
    組織
    変化に対応できる組織力の強化
    財政
    強固な財政基盤の確立
    教育環境
    競争力を持った教育環境の整備
    学園ブランド
    学園ブランドの強化

教育力トップの学園を目指して

文教大学学園理事長 野島正也
文教大学学園理事長
野島正也 MASAYA NOJIMA

文教大学学園は1927年の創立以来、大学を中核として付属幼稚園から大学院までを有する学習者数1万人の総合学園に発展し、2027年には100周年を迎えます。こうした学園の発展はひとえに関係各位のご支援の賜物であり、厚く御礼を申し上げます。
昨今の社会情勢は、18歳人口の急激な減少期への突入やグローバル化、IT化、AIの進歩等の様々な大きな変化に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、学校法人の運営に大きな影響を及ぼしてきました。この教育機関を巡る環境の大きな変化によるこれまでにない他校との競争激化の中で、学園の永続性を追及・担保するためには、「将来の学園のあるべき姿、そこに到達するための道筋を主体的に描く工程表」の重要性が更に高まり、学校法人がより社会からの信頼と支援を得ていくためには、中期経営計画を通して、社会に対し、学園の目指す方向性や具体的計画等、「社会的存在意義」を示すことが強く求められています。
そのような状況下、学園は中期経営計画として2009年から「第1次中期経営計画(2009-2012)」、「第2次中期経営計画(2013-2016)」、「第3次中期経営計画:文教アクションプラン2021(2017-2020)」を3期12年間にわたり推進してまいりました。

今般、新たな中期経営計画となる文教大学学園経営戦略第4次中期経営計画『BUNKYO ACTION PLAN 2025』を策定いたしました。
『BUNKYO ACTION PLAN 2025』の構造は、第3次において実行した「各校の改革の実質化を図るために、各校の主体性を重視し、各校における具体的な目標や事業計画(アクションプラン)を主体となる各校が策定・実行、経営は組織や財政、教育環境等の面で各校を下支えする構造」の枠組みを踏襲しながらも、浮かび上がった各種課題を改善し、より教職員が主体的に推進できる計画としています。
学園のミッションは「人間愛の教育」、長期ビジョンは「教育力トップを目指す」で、4年後の目標は「総合学園の維持・発展:ていねいにたくましく育てる文教を実践し、トップクラスの教育機関を実現する」、達成指標は「学習者1万人以上、学習者の満足度90%以上」となります。
その学園の達成指標を実現するために、各校単位で4年後の目標と達成指標を掲げ、カテゴリーごとに「4年後の具体目標」が示され、「アクションプラン、具体的な取り組み内容、実施スケジュール、実行体制、各アクションプランの達成指標等」を策定しています。目標達成に向けて、大学新キャンパス開設を契機として、大学だけではなく付属学校も含めた学園全体における志願者獲得や教育力、進学実績、就業力の向上、経営における財政基盤の安定や組織ガバナンスの強化、各校の連携等の計画を着実に実行してまいります。実行後においては、毎年1回アクションプランの進捗や達成状況のチェック並びに必要があれば改善する等を繰り返しながらPDCAサイクルを回していきます。
学園の4年後の目標を達成させるべく、教職員が一体となって、計画を実行してまいりますので、引き続き、皆様のご理解、ご支援をお願い申し上げます。

実施体制

各校が主体となり、各アクションプランを実行していきます。
理事会は「経営・管理」のアクションプランを実行していくことと合わせて、評価・改善の部分でも関わることで、各校の計画推進の支援を担います。

進捗管理

PDCAサイクルで、計画・実行・評価・改善を行うことで、計画を推進していきます。
各校から年1回、理事会にアクションプランの進捗や達成状況について報告をすることで、達成状況の評価を行い、改善が必要な場合は、各校と理事会で相談し、最適な方法を模索し実行します。

図:BUNKYOACTIONPLAN2025の進め方(PDCA)