JOB 仕事を知る

学園の事務職員には、直接学生と関わる窓口のほかにも、多岐にわたる業務があります。
ここでは学園の事務組織図と
そのうちの一部の部署についてご紹介いたします。

学園事務組織図
2023年4月現在

学園本部

理事長室

法人・大学事務局に属さず
学園本部業務を行う

法人事務局

大学に限らず、学園全体を対象として
仕事をする事務局

  • 経営企画室
  • 総務部
  • 財務部
  • 管財部
  • 情報システム部
  • 付属学校事務部
大学事務局

主に、大学に関連する業務を行い、
比較的、学生対応の業務が多い事務局

  • 学長室
  • 入試部
  • 学事部
  • 国際交流部
  • 地域連携部
  • キャリア支援部
  • 学術情報部

事務組織図にある部署の一部について、
業務内容などをご紹介いたします。

学園本部

業務内容
理事長の学園内外の公務が円滑に進み、経営判断に専念できるよう、サポート機能を発揮することが最大のミッションです。秘書、内部監査、ブランド広報、校友会、募金の5つの業務を柱として、理事長の執務支援、学園業務の適正化、学園内外の情報収集や発信、校友団体との交流、学園を支えてくださる方々への対応など、業務内容は多岐にわたります。学園案内や学園広報誌「あやなり-Bunkyo Pride-」、募金関係の冊子やグッズの制作、校友イベントの運営なども実施しています。いずれも学内外の協力をいただきながら、理事長室全員が団結して取り組んでいます。
身に付けられる/
求められるスキル
理事長の諮問に応え、学園本部として課題を解決していくため、情報収集力や発想力、物事の本質を見抜く力などが大切だと考えています。そのためには個々人の能力・スキルを磨くことだけではなく、個人の特性を生かして組織としての対応力を向上させる必要があります。コミュニケーション能力やチームのスキルを大切にしています。

法人事務局

業務内容
学園の経営戦略・経営計画に関することや予算編成に関すること、理事会や評議員会等の会議対応に関すること、各学校経営改善に関する調査・統計・企画に関すること、広報活動に関することなどの業務を担当します。安定した学園運営を目指して、総合学園の運営を担います。 具体的な業務内容の一部としては、中期経営計画の策定(BUNKYO ACTION PLAN 2025)や学園内連携のための施策の実施(第 2 回学びの交流祭)、大学 HP の作成・WEB 広告の展開等が挙げられます。一部、大学の HP でも確認出来ますのでチェックしてみてください!
身に付けられる/
求められるスキル
求められるスキルとしては、「様々な情報を分析し、その結果を分かりやすく表現する力」、「新たなものを生み出す力」、「楽しみながら、前向きに仕事をすること」などが挙げられます。様々な業務を行うことで、経営的視点を持った学園の中枢となる職員を育成しています。

業務内容
給与処理や公文書の受発信、福利厚生に関すること、補助金申請、調査回答、式典実施等、様々な業務があり、学園の教職員の生活と仕事を支える役割を担っています。また、学園の財産である「人材」を担当する部署でもあり、職員の能力開発を目指して職員研修の企画・運営を行うほか、採用業務も行っています。
他部署との調整が発生する場面も多く、どの部署でどのような仕事をしているのか、学内でどのような事業が行われているのか、ということを意識することが大切です。「教職員が働きやすい職場」を目指して、メンバーみんなで取り組んでいます。
身に付けられる/
求められるスキル
社会保険や年金、税金の仕組みが理解できるようになります。事務職員として求められる、正確にスピーディに仕事を進める力も鍛えることができます!
また、総務部の職員同士はもちろん、他部署の職員や教員とも協力しなければ仕事ができないため、「チームプレー」が得意になります。

業務内容
3校舎(越谷・湘南・東京あだち)にそれぞれ専任職員が常駐しています。毎月、学納金徴収作業、業者への支払い・教職員への給与支給処理、学内外者からの入金受入処理を行っています。
2021年東京あだち校舎開設に伴い、これまで旗の台校舎で行っていた業務をあだち校舎業務として行うことになりました。経理業務においては、校舎間の相違がないよう担当者間で情報共有を密にし、処理の統一を図っています。また、経営数値の管理では蓄積されているデータを利用し、経営層をはじめ、必要な部署に有効な情報の提供、提案ができることを目標にしています。なお、財務部では学園資産の有効活用を目的に資金運用もしています。
身に付けられる/
求められるスキル
学校法人は収益を求めることが目的ではなく、教育研究活動を円滑に進めることが大切であり、財務課の 役割は、日々の活動を数字で正確に示すことです。経理処理では、仕訳業務が重要で、簿記の考え方(借方/貸方等)を中心に、各種税務なども身に着けることができます。学校法人会計基準で定められている事項(会計の原則等)を理解し、学内規程との整合性を確認することが求められます。

業務内容
管財部は、大きく3つのミッションをもとに業務を行っています。第一は、安全で快適な学校生活を送れるように物的な御膳立てのすべての活動です。特に安全な環境を提供することはすべての判断に優先します。第二は、学校の日常を成り立たせる物品の調達、管理、廃棄を適切に行うことです。資産となる物品等を、利用期間中適切に管理し、固定資産台帳に反映することは、管財部の重要な業務です。第三は、長期的な展望のもとに施設設備の修繕と更新計画をたてそれを実行することです。学校の物的な基盤整備という重要な業務を担っているのです。
身に付けられる/
求められるスキル
管財部では、固定資産の取得、移動、管理などに関連した業務がありますので、その担当になると、登記など土地・建物取引に関する法的な基礎知識が身につきます。建物・施設管理では、日常的に建築士や設備業者とのやり取りがありますので、建物や設備に関する用語などを学ぶことになります。工事の実施にあたっては、学内の他の部署との調整力が求められます。各種支払い時には按分計算があるのでエクセルを使うことが多いですね。

業務内容
昨今の急激な ICT 技術の普及により、情報システムはどの部署においても欠かせないものとなっています。その反面苦手意識を持っている職員も少なくありません。各部署のやりたいことを実現させる、困っていることを解決する、その手助けをするのが情報システム課の役割です。「学園全体に自分たちの使命がある」という意識を持ち、学園をより良い方向へ導くためのツールを提供していくことができる部署は他に多くありませんので、とてもやりがいを感じることができる部署・業務内容になっています。
身に付けられる/
求められるスキル
学内で実現したいことを正しく業者へ伝える力、業者が話す専門的な内容を咀嚼して学内へ伝える力などが求められます。システムエンジニアのような「システム屋さん」になる必要はありませんが、最低限業者が話す内容が理解できるよう「IT パスポート」や「基本情報技術者試験」といった資格を取得することが望ましいです。また、ものごと(業務)を俯瞰的・体系的に見て、論理的に展開する「システミック×システマティック」な思考力を養うことができます。

業務内容
各付属学校における総務業務(公文書管理、学納金処理、各種申請・届出、調査・統計、式典対応等)のほか、人事給与、施設設備の管理、用度営繕、生徒・児童・園児の学籍管理、入試業務等の学校に関する事務業務全般を事務室が対応しています。
自己形成に影響の大きい乳幼児期~青年期の子どもたちに携わる部署として、生徒・児童・園児が安全かつ安心して学校生活を送れるよう、子どもたち・教員・保護者のつながりを大切にした様々な支援を通じて、各校の校訓と教育方針の達成に寄与することを目指しています。
身に付けられる/
求められるスキル
付属学校の事務室はなんでもやらないといけない部署でもあるため、基本的な学校事務業務、特に総務関係業務の知識とスキルは身に付くと思います。また、教員・保護者・子どもたちとの対応に際し、相手方がよく理解していないまま質問されるようなケースも多々あることから、相手の話を傾聴し、質問・相談内容に対して的確な解を導けるよう丁寧なコミュニケーションスキルが求められます。

大学事務局

業務内容
学長室は、東京あだちキャンパスと越谷キャンパスにあり、大学の経営戦略、学長の秘書業務、学長主幹の教学関係会議、学部等設置申請及び届出業務、大学の式典や行事の調整、自己点検評価、教育研究推進センター業務等の業務を担当しています。
学長をトップとする大学執行部の会議では、他大学の状況や関連法規の改正等に関する情報提供をします。また、7年毎に大学基準協会の認証を受けることが法律で義務付けられましたが、事前準備と事後対応をしています。学長室は全学的に様々な部署と関連することも多く、将来大学運営を担う人材の育成にも取組んでいます。
身に付けられる/
求められるスキル
大学のトップである学長のサポートとして意思決定には大学を取り巻く様々な情報を収集し、分析が不可欠 です。学長室のスタッフは、情報収集スキル、情報分析スキルが求められる他、学長への意見具申も必要で す。また、他部署と連携することも多く業務がスムーズに遂行できるようなコミュニケーション力も必要と されます。これらのスキルは、業務を重ね経験を積むことで醸造されます。

業務内容
入試部は受験生の窓口を担う部署です!
数ある大学の中から文教大学を選んで入学をしてもらうために受験生や保護者、高等学校等に対して、文教大学のプロモーションと、そのための入学試験の運営を行います。
オープンキャンパス等のイベントの実施、大学案内の作成、ホームページやSNSを活用した情報発信等も行うため学生募集に関わる重要な業務を担っています。
そして、プロモーション活動で募集した受験生に対し入学試験を問題なく受験できるように、当日までの準備から運営を長い期間をかけて慎重に行います。ミスが許されない業務が多く気を使うことが多いですが、高校生に向けてプロモーションを行ってきた結果が数字で見ることができる仕事であるため、仕事内容として魅力がある部署です。
身に付けられる/
求められるスキル
入試部では、学生募集に関わる業務や入試の運営を行うため、調査・分析能力や調整・交渉力などが身に着けられます。求められる力としては、協調性や実行力等が挙げられます。
特に募集活動や入学試験では、入試部だけでなく、教員や他部署の職員と協力し合い実行しなくてはなりません。 様々な人とコミュニケーションをとり、リーダーシップを発揮することが重要であるため、物事を正確にとらえて処理し、他人の思いや考えを推し量ることができることが求められます。

業務内容
学事部は、業務が広範囲で多岐にわたる部署で、業務内容は大きく次の6つに分類されます。
①教務に関すること(教育課程、授業管理、履修、試験、成績管理など)、②学外実習(教育実習など)の対応、③学生に関すること(入学手続、課外活動、奨学金など)、④保健衛生に関すること(健康診断、健康相談など)、⑤学内委員会、センター等の事務担当、⑥公官庁対応(文部科学省への申請など)
「適正なサービスを3キャンパスで同様に提供できるよう機能する」ことを目指して、多様な方面と連携しながら業務に取り組んでいます。
身に付けられる/
求められるスキル
大学設置基準等の教育法規の知識、学生や教員と接するためのコミュニケーション能力が身に付けられます。求められる力として、多様な事例に対応するために「自ら考え続ける意欲」や「柔軟な発想力」などが挙げられます。多くの法令や通知を読みこなす文書読解力や情報活用能力(ワープロ、表計算、プレゼンテ ーションソフトなどのパソコン基本操作)も必要なスキルです。学事部は常に考えて行動する組織を目指しています。

業務内容
当部の目標は、国際交流センター事業目標の達成を目指し、学生に国際交流を通した体験等をして「文教大学に入学して良かった」と思ってもらう事です。主な業務は次のとおりです。
在学生への留学相談、大学企画の海外研修プログラムの紹介、募集、派遣、現在は特に国際交流アンバサダ ー制度(在学生で海外研修や留学の経験者が在学生にアドバイス等を行う)の完成を目指しています。その他、学内の国際交流に関する行事の企画や補助、海外からの問合せ等の回答、海外諸情報の収集、関連教育機関との協定締結や協定の更新作業、危機管理、留学生の在籍管理、外国人留学生別科に係る業務を行っています。
身に付けられる/
求められるスキル
国際交流部では、入管法の知識やそれに基づく留学生の受入れ手続きなど、留学生支援に特化した知識やスキルを身に着けることができます。それらの情報は日々更新されるため、情報をアップデートするよう努めています。
国際交流部で求められる力は根気強さです。海外の学校とやり取りする際、必要な情報を一回で提供してくれないことも多く、何度も質問を重ね、情報収集をしていくことがあります。また、留学生の日本語のレベルは様々なため、こちらが伝えたい内容を噛み砕いて、何度も説明することがあります。想像以上にやり取りに時間を要すことも多いため、根気強く丁寧に対応していく力が重要です。

業務内容
地域連携部の担当する業務は多岐にわたりますが、主に「地域連携」と「生涯学習」で構成されています。「地域連携」では、地域自治体・企業と連携・協力をして、イベント等の企画・実施を行ったり、学生へボランティア活動の紹介を行ったりします。イベント等の際には学生や先生に協力いただくことが多いので、活動を通して、学生の成長の一助となる機会を提供することができます。「生涯学習」では、一般の方向けの講座を運営しています。大学がもつ教育・研究資源を地域・社会に還元することで、地域貢献へと繋がる仕事ができます。
身に付けられる/
求められるスキル
地域連携部は学内外問わず、人との関わりが多い部署です。世代・立場を問わずにお話ができることは必要と感じています。講座やイベントの企画の際には、講師の先生や、イベントを共に実施する方との調整力も必要になります。初めから全てが順調に進むわけではないので、まずは関わる方々との関係をつくりながら、少しずつバランス感覚が身についていくといいと思います。多様な立場の人のお話を聞くことができるのは、自分の視野を広げてくれますし、おもしろいですよ。

業務内容
企業や団体への就職活動、教員採用試験対策、公務員試験対策など、学生ひとり一人の卒業(修了)後の進路、大袈裟に言えば人生の選択に関わる業務を担っています。学生との関わり方は、大人数を対象に行うガイダンスや少人数で行う参加型ワークショップ、学生と 1 対 1 でじっくり向き合う面談まで様々なスタイルがあります。また、企業訪問や来客対応による人事・採用担当者との情報・意見交換も重要な業務です。他にも、産業界の景況や採用動向、学生の就活状況を分析して時勢に合った必要な支援を企画、実施します。
身に付けられる/
求められるスキル
キャリア支援に必要な力は大きく2つあります。1つはコミュニケーション力です。話しをしっかり聴く力、よいところを引き出すために働きかける力、的確にわかりやすくアドバイスする伝える力のことです。もう1つは世の中を俯瞰し未来を見据える分析力です。最新の情報を収集するために好奇心を磨き積極的に行動し、統計的にデータを処理して読み取る地道な作業にも向き合いながら、汎用力と専門性を身に着けられます。

業務内容
学生教職員の研究・教育・学習活動を支援する部署です。
図書館業務は大きく2つの柱からなっています。
1つ目は従来の図書や雑誌等の紙媒体資料と電子ジャーナルやデータベースといった電子的な学術情報資源をバランスよく収集し、利用しやすいように組織化することで、研究教育環境を整えること、
2つ目は学生や教員への直接的な支援であるガイダンスや資料相談などを行うことです。
その他、図書館資料を使った企画展示、学生と共に活動する「学生協働」、著作権の啓蒙に関する業務など多岐にわたっています。
身に付けられる/
求められるスキル
学生教職員の研究・教育・学習活動を支援するため、学術情報の最新知識を得るとともに情報検索スキルを身につけることができます。図書館職員に求められるのは、常に新しい知識を得ようとする意欲を持ち、状況の変化に柔軟に対応する力です。大学や大学図書館を取り巻く環境の変化に適切に対応するため、図書館団体が主催するさまざまな研修に参加してもらいます。また、海外の情報を扱うことが多いため、語学も大切なスキルの一つです。